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お菓子のネーミングの不思議~かっぱえびせんの「かっぱ」って?

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お菓子を食べていてふと、なんでこんな名前なんだろうと疑問に思ったことはありませんか?

ここではそんなちょっと気になるお菓子の名前の由来と、ネーミングにまつわるエピソードをご紹介します。

かっぱえびせんの「かっぱ」やキットカットの「キット」はどこからきているのでしょうか?

かっぱえびせん~人気漫画のキャラクターから

パッケージにも、中身にもかっぱの要素は見当たりませんが、かっぱえびせんの「かっぱ」は何を意味しているのでしょうか?

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かっぱえびせんの商品名はカルビーが当時作っていた「あられ」のパッケージに当時の人気漫画「かっぱ天国」のキャラクターを使ったのがはじまりです。

「かっぱあられ」という商品名で販売されていましたが、そのシリーズの最後の商品が「かっぱえびせん」です。

キャラクターが使われなくなってからも商品名だけが残ったというわけです。

清水崑のえがく「かっぱ天国」のキャラクターは現在でも黄桜(旧黄桜酒造)で使われています。

昭和生まれの人なら一度はかっぱのCMをみたことがあるのではないでしょうか?

かっぱ天国のキャラクター

ちなみにカルビーの看板商品であるポテトチップスは、社長が「かっぱえびせん」をアメリカに売り込もうと渡米した際、ポテトチップス工場を見て、日本で商品化しようと思ったことから誕生しました。

「かっぱえびせん」の売り込みは成功したかどうかわかりませんが、でっかいおみやげを持ち帰ったのは間違いなさそうです。

コアラのマーチ~コアラのマーチングバンドの絵柄から

コアラのマーチ

コアラのマーチは発売当初コアラのマーチングバンドをイメージして作られました。当時の絵柄は12種類でそれぞれ楽器を持っていました。

かつて「まゆげコアラが入っていたら幸せになれると」いう都市伝説がありましたが、実際そのまゆげというのは、楽器を一生懸命吹いているコアラの「しわ」だったのだそうです。

12種類からスタートした柄はいまでは500パターンに増えました。可愛いキャラクターで愛されているコアラのマーチ。その愛らしさが「幸せの都市伝説」を生み出したのかもしれません。

源氏パイ~大河ドラマ「源 義経」にちなんで

源氏パイの名前の由来は発売当時の大河ドラマ「源 義経」からきました。パイを開発していた年に、大河ドラマの「太閤記」が視聴率50%を超える大ヒットを記録しました。

次回作は「源 頼朝」と決まっていたので、三立製菓はドラマの人気にあやかろうと、「源氏パイ」と名付けました。その甲斐あってか、商品はヒットし、今も人気を保っています。

時は流れて、2012年の大河ドラマは「平 清盛」で、その年ついに「平家パイ」が発売されました。四角い形のパイの上にレーズンが散りばめられています。

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形は源氏の矢を受ける盾のイメージ、レーズンはたくさんの矢を受けた跡に見立てているそうです。

パッケージには「平成の源平合戦。お菓子を囲んで笑顔の数を競います」と書かれていますが、さて、源氏と平家どちらに軍配があがるのでしょうか。

キットカット~イギリスの社交クラブの名前が由来

キットカット

キットカットが最初に発売されたのは1935年イギリスでのこと。名前の由来は18世紀にまでさかのぼります。

イギリスのパブの主人に「クリストファ カット」という人がいて、その人のニックネームが「キット」だったことから、店の名物である羊肉入りのパイが「キットカットパイ」と呼ばれるようになりました。

当時そのパブで、政治・文学の社交クラブが第一回目の会合を開き、「キットカットパイ」を注文したことからクラブ名が「キットカットクラブ」になったとか。

そのクラブがイギリスで有名になり、その後発売されたチョコレート菓子の名前に使われることになったそうです。

なんだか伝言ゲームのような経緯ですが、パブの主人も自分のニックネームがチョコレート菓子の名前に使われ、世界中で販売されるとは夢にも思わなかったことでしょう。

現在日本では「きっと勝つ」という語呂合わせによって合格祈願パッケージの商品も販売されています。

白い恋人~雪を見てつぶやいた社長の一言から

白い恋人

北海道のおみやげとして有名な「白い恋人」。当時の石屋製菓の社長が健康維持のため行っていたクロスカントリースキーを終えて会社に戻ると、ちらちらと雪が舞い降りてきました。

それを見た社長が「白い恋人たちが降ってきたよ」と社員に言ったことから、当時開発中だったお菓子の名前にぴったりだということになり「白い恋人」と命名されました。

当初は雪や北海道を連想させるような商品名をつけようと社員たちが頭を悩ませ、ツンドラ、北国、冬将軍、ブリザードなどの案が出ていたそうです。

桑田佳祐の曲に「白い恋人達」というのがありますが、こちらは同タイトルの冬季オリンピックの記録映画にインスピレーションを受けて作られた曲だそうです。

上映されたのは「白い恋人」が発売される8年前ですから、石屋製菓の社長もその映画を観ていたのかもしれません。

「白い恋人」にはたくさんの類似品が出ています。「面白い恋人」「黒い恋人」「白い狩人」「白いお台場」「赤い恋人」「緑の恋人」等々でパッケージも似ています。

「白いお台場」はなぜ「白い」なのかわかりません。「赤い恋人」はお菓子ではなくてソーセージ、「緑の恋人」にいたっては土壌改良剤です。もうなんでもありです。

こんなにまねされるのも「白い恋人」のネーミングが優れている証拠でしょう。

商品名からは発売当時の時代背景や、商品にこめた願い、社風までも伝わってきます。名前の由来を知ることで、なじみのお菓子がもっと味わい深くなることでしょう。

By中田

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