Global Information site~siruzou

グラノーラはなぜこんなに売れる?~ 3年で売上3倍の大ヒット!

No1-2-077 01

シリアルのグラノーラが2010年から2~3年のあいだに急に大ヒットしています。

20年近く横ばいだった売上高は3倍以上に増え、トップメーカーのカルビーが専門店をオープンしたり、オリジナルのシリアルショップもあちこちに誕生しています。

グラノーラを使ったレシピ本も売れています。

健康志向を背景にバランスのとれた栄養食として人気が高まったことや、朝活ブームの中で、早くに起きて朝食を楽しむ人が増えたこととも関係があるようです。

簡単に自家製グラノーラをつくることもできるそうですので、オリジナルで楽しんでみてはいかがでしょうか?

スポンサーリンク

3年間で売上高が3倍という驚異的な大ヒットに!?

No1-2-077 02

▲2010年から2013年までの3年間で3倍に!?

アメリカでは朝食メニューとしてごく一般的なシリアルも、わが国ではチョコレート味や砂糖味などの「子ども向け」商品が売れ筋でした。

ところが2~3年の間に、フルーツをミックスしたグラノーラが大ヒット。2010年の売上49億円から2013年には146億円へと、3年間でおよそ3倍に急拡大しています。

シリアル全体の売り上げも伸びており、コーンフレークからグラノーラへとシフトしたのではなく、グラノーラ自体が伸びているようです。

グラノーラは麦やコメから作ったシリアルです

No1-2-077 03

▲カルビーのフルグラの原材料

グラノーラとは、麦類(オーツ麦、ライ麦)や玄米、精米、ナッツ類などと、ハチミツやメープルシロップとを混ぜてシート状に焼き上げくだいたものです。

ドライフルーツを混ぜ合わせたものがフルーツグラノーラです。コーンフレークはその名の通り、コーン(とうもろこし)から作られていますので原料が異なります。

ちなみに、「シリアル」とは、トウモロコシや麦などの穀類を加熱処理した上で薄い破片にした食べ物の総称です。

19世紀にアメリカのケロッグ博士が発明したといわれています。博士が弟と創業したのが、現在のケロッグ社だそうです。

ヒットの背景には健康志向と朝活ブームがある!?

グラノーラは食物繊維やビタミン、ミネラルなどが豊富で、栄養価が高い割には一食分のカロリーは控えめなことから、健康志向の高まりとともに注目されるようになりました。

加えて、ここ数年の「朝活ブーム」「朝食ブーム」にものり、朝食でしっかり栄養をとろうとする人の需要を取り込んだことも、大ヒットの要因です。

トップメーカーであるカルビー社などが、マーケティング活動の方針を一転、「子ども向け」から「大人向け」へとターゲットを拡大して販促したことも大きな要因といわれています。

スポンサーリンク

単に「朝食用」としてではなく、アレンジレシピをつくってアピールし、レシピ本を出版したり、店頭での試食販売にも力をいれたそうです。

「シリアルはあまりおいしくない」というイメージをぬぐい去り、「おいしい食べ物」というイメージを広げました。

一番人気はカルビーの「フルグラ」!

No1-2-077 04

グラノーラの中でもっとも売れているのが、カルビーの「フルグラ」。2013年末のマーケットシェアは23.6%とダントツです。

カルビーは2014年4月に大阪の阪神百貨店本店内に、グラノーラ専門店「grano-ya(グラノヤ)」をオープン。

トッピングを選べるセミオーダーの販売も開始しています。価格はグラム当たり4円程度です。

No1-2-077 05

日清シスコの「ごろっと」シリーズも人気です。

「ごろっと果物」「ごろっと大豆」「ごろっと野菜」の三種類がありますが、具が大きめにカットしてあるためメリハリや食べ応えがあります。
No1-2-077 06

▲ケロッグの、カロリー控えめや繊維質を4倍にしたものも人気です

専門店もつぎつぎオープン!

2010年に東京目黒にオープンした「GMT」は日本初のシリアル専門店、無添加のナッツやドライフルーツ、カナダ産のメープルシロップを使った、およそ20種類のシリアルが店内で手作りされています。

店頭での試食も可能です。ネットでも販売されており、価格はグラム当たり3.5円前後です。

2013年8月に東京代々木上原にオープンした「GONORI(ガノリ)」は、6種類のグラノーラと、ナッツやドライフルーツを好みに合わせてカスタマイズできます。

イチゴやゴボウを使ったものもあります。グラム当たり5.5円前後とやや高めですが、テレビや雑誌で紹介されたこともあり、売り切れの商品が続出しているようです。

シリアルをつかったメニュー本も売れています

シリアル人気の高まりの背景として、食べ方やメニューのバラエティが広がっていることも見逃せません。

カルビーの発行した「毎日食べたい!社員公認 フルグラレシピ 」(ワニブックス)では、肉料理やサラダとしての食べ方なども紹介されています。

ケロッグの「ケロッグのシリアルレシピ」(PHP研究所)も売れているそうです。

「女子栄養大学の最高の朝ごはん」(ダイヤモンド社)では、パフェなどのバリエーションも紹介されています。

オリジナルの自家製グラノーラをつくれる!?

No1-2-077 07

「自分でつくるグラノーラ」(文化出版局)という本もヒットしたそうですが、ネットでもたくさんレシピを見つけることができます。

オートミールとナッツ、ドライフルーツ、メイプルシロップなどの材料を混ぜて焼くだけ。フライパンでもオーブンでも作ることができます。

自分の好みにあったグラノーラをつくる人も増えているそうです。あなたも、オリジナルメニューや手作りを楽しんでみてはいかがでしょうか?

by 水の

スポンサーリンク

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます
Pocket
LINEで送る

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

知る蔵のTwitter~フォーローをお願います

知る蔵グループ関連専門サイト

ページ上部へ戻る