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食べられる野草が大ブーム!~でも命を奪う猛毒植物には気をつけて!

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2000年代の後半から、食べられる野草に関する書籍などがヒットし、ちょっとしたブームとなっています。

登山やハイキングなどで自然を楽しみながら夕飯のおかずを…と食べられる野草や山菜狩りをしている方も多いのではないでしょうか?

自然の中にはもちろん食べられる植物が多く存在しています。

しかし、中には口にしただけで命を奪ってしまうような猛毒の植物もあることを忘れてはなりません。

ここではそんな危険な猛毒植物についてご紹介しましょう。

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ドクウツギ~おいしそうな果実に誘われて口にすると…

ピンク色の果実

▲このおいしそうな果実…猛毒です!

東日本から北海道にかけての河川敷などでよくみられる高さ1~2メートルの低木、夏場には小さなぶどうのように房状の実をつける植物を見かけたことがあるという方も多いのではないでしょうか?

この植物こそが、猛毒を持つドクウツギです。小さな果実がとてもおいしそうですので、思わず口にしたくなってしまいます。

その毒はかなり強力なもので口にしてから30分ほどで全身のしびれ、めまいなどが起こり、最終的には全身がけいれんし、死に至ります。

現在では猛毒植物としての知名度も高くなっていますので、大人が食べてしまうという事故はありません。

しかし、小さな子供が誤って食べてしまったら…ゾッとしてしまいます。

トゲが刺さるとやけどのような激痛が!イラクサの恐怖

緑色の葉っぱ

▲一見するとただの葉っぱにしか見えません

山歩きが好きな方に特に注意していただきたいのが、全国の雑木林や山で見られるイラクサです。

一見すると何の変哲もない50センチから大きくても1メートル程度の高さの植物です。しかし、その葉や茎にはびっしりと毒を含んだ小さなとげが生えているのです。

うっかりこれが皮膚に触れてしまうと、大やけどをしてしまったかのような激痛が走り、大きな皮膚炎が起こります。

これを原因とした死亡例はありませんが、全身に刺さってしまった場合は危険な状態となる可能性もあります。

また、あまりにも強烈な痛みであることから、子供や高齢者などが触れた場合、ショック症状を起こしてしまう危険もあります。

山などへ行くときは素手で直接植物などに触れることのないように注意すべきです。

あの有名なトリカブトってどんな植物なのかご存じですか?

青い花

▲こんなにきれいな花にも毒があるんです

ミステリー小説などによく登場するトリカブト毒。あまりにも有名な猛毒植物ですので、多くの方がその名前は知っているのではないでしょうか?

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しかし、実際に自生しているトリカブトを見分けることができるという方はそれほど多くはないと思います。

一口に「トリカブト」と言っても、日本国内だけで30以上の種類が確認されています。やはり形状はとても似ていますが大きさや花の色などは異なっています。

この危険な植物を見分けるための最大のポイントは「トリカブト」という名前の由来となった花の形状です。

基本的には根の部分に強い毒があることで知られていますが、茎や花、花粉や蜜からも毒が検出されるケースもあります。「毒があるのは根だけだから…」と考えて不用意に手を出すのは絶対にやめましょう。

また、芽吹いたばかりのころはセリやヨモギなどの食べられる野草との見分けがとても難しいため、事故が多発しています。トリカブトが多く自生している湿地帯などで食用の野草を探す際には特に注意が必要です。

食べられる野草の定番、セリにそっくりなドクゼリに注意!

小さい白い花

▲一見しただけでは食用のセリとの見分けが難しいドクゼリ

古くから食用の野草の定番として私たち日本人に食べられ続けてきたセリ。そんなセリにそっくりな毒草がドクゼリです。

ぱっと見ただけでは素人はおろか、ある程度植物の知識を持っている人であっても見誤ってしまうほどにそっくりなこの二つの植物です。

あまりにも似ているため、毎年誤食による事故が絶えません。

葉や茎、根などいたるところに毒を持っていますので、非常に危険な毒草の一つに数えられます。

その毒性の強さと事故の多さから、前述のドクウツギ、トリカブトと並んで日本3大毒草とまで呼ばれています。

しかし、見た目だけでは区別が難しくても、根に注目すれば誰でも簡単に見分けることができます。どちらなのか迷った場合は少し引っ張ってみてください。

ドクゼリには食用のせりにはない地中茎というものがあります。根の真ん中に太い茎が見えればそれはドクゼリです。

しかし、地上の茎を切ってしまうとこの地中茎はワサビにそっくりな形状していますので、今度はワサビと間違えて誤食されてしまうという事故も実際に起こっています。

地中茎を確認したら茎は切らずにそのままにしておくか、根まで処分してしまうべきでしょう。

食べられる野草のブームが広がることは決して悪いことではありません。自然の楽しみ方の一つとして私も野草を調理して食べることがあります。

しかし、正しい知識を持っていなければここでご紹介したような危険な植物の餌食になってしまうかもしれません。

まず、具体的にどの野草を探すのかを決め、その特徴や生育場所についてしっかりと調べておきましょう。

Byチリペッパー眞木

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