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就活の面接が苦手な君に教える~面接官を感心させるとっておきのコツ

2014.06.05

就活の面接が苦手な君に教える~面接官を感心させるとっておきのコツ はコメントを受け付けていません

就職活動ではすぐに内定をもらえる人と、なかなかもらえない人がいます。中には、30社も受けたのに全部落ちてしまった、などという学生もいるようです。

就活面接には4つのパターンがありますが、能力があるのに受からないのは準備不足であることが少なくありません。

1社、2社ならともかく、10社、20社と不合格になれば気持ちは落ち込むでしょうし、自分に対する自信もなくなってしまうことでしょう。そういうときには、面接のためのトレーニングをすると道が開けます。

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面接官には、人を見る目があるわけではありません

3人の面接官
企業が人を採用するときには、良い人材を発掘するための面接テクニックが必要です。素のままの学生を見て、その人の内なる才能を見極めなければならないのですが、必ずしも面接官に「人を見る目」があるわけではありません。

ほとんどの担当者が「自分には人物眼がある」と信じていますが、実際にはそれほどでもないのです。学生はその点に気をつけなければなりません。

能力に自信がある人も、準備が必要です

能力の高い学生の中には「自分の中の良い面を引きだしてもらい、買ってもらいたい」と考えて、特に戦略もなく練習もしないで面接に臨む人もいます。それでも、上手に乗り切れることもありますが、なかなかうまくいかないケースもあります。

企業側の面接スキルが足らないと、良い人材でも不合格となってしまうのです。

そうした不幸な事態をさけるためには、受ける側にも自分を演出するためのテクニックが必要です。相手の能力不足で自分が不利になることのないよう、準備をしましょう。

パターンは4つあります

面接で質問を受ける女性
採用面接には一般的なスタイルが2パターンと、圧迫面接、逆面接のぜんぶで4つのパターンがあります。

圧迫面接はイジワルな質問をしたり、そっぽをむくような態度を見せてプレッシャーを与え、冷静でいられるかどうかを見るためのものです。怖い態度に対してあらかじめ覚悟を決めておけば、それほど難しくはありません。

一般的には一流企業で行われるものですので、中小企業でこのスタイルを採用していれば、面接がうまくないと考えられるでしょう。

逆面接は、学生が企業側に質問するスタイルです。企業を十分研究していないと乗り切れない形式で、主に大手有名企業で行なわれています。とことん分析して臨まなければなりませんが、準備さえすれば実力がそのまま評価されるので安心とも言えます。

一般的なスタイルのうち、ひとつはオーソドックスなもの。学生時代のクラブ活動や研究内容等について普通の質問をされます。もうひとつは、質問をどんどん掘り下げていくものです。両者はよく似ていますが、前者は練習をすれば簡単に乗り切ることができるのにたいし、後者は準備をすることが難しいです。

オーソドックスなスタイルの質問例とは?

就活で面接の順番を待つ学生
よくあるタイプの面接で聞かれる内容はだいた決まっています。人間性を見る、志望度をはかる、能力を見るの3点からなされますが、パターンを覚えれば答えるのは簡単です。

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1)自分の強み(長所)を意識しつつ、自己紹介してください
2)学生時代にいちばん頑張ったことを教えてください
3)ゼミの内容(得意科目など)・クラブ活動・アルバイトについて教えてください
4)いままでで一番うれしかったこと(苦しかったこと・感動したこと)はなんですか?
5)○○大学(○○学部)を選んだ理由はなんですか?
6)10年後はどうなっていたいですか? 死ぬときには何を考えていますか?
7)尊敬する人は? 好きな本は? 
8)当社・この業界を志望する理由は? 興味を持ったきっかけは?

一般的な質問は練習でいくらでもうまく答えられます

うなだれる女の子と笑顔の女の子
よくある問に対しては、必ずしも本当のことを語る必要はありません。多くのライバルたちが自分を飾り立てている中で、大した経験をしてこなかった自分をさらけ出しても評価はされないからです。

たとえば、クラブやアルバイトなどについて尋ねるのは、リーダーシップがあるかどうかを知りたいからです。仮にキャプテンなどをしたことがなくても、「副部長として全体をとりまとめました」と言い切れば乗り切れます。苦労話のひとつも作っておけば、完ぺきな回答になるでしょう。

面接で想定される質問は、だいたい決まっています。100通りくらいありますが、共通点が多いので、20通りほどの回答パターンを作ればすべての質問に答えられるようになるでしょう。

履歴書に書かれていることをベースに聞かれることがほとんどなので、尋ねて欲しいことが目に留まるように表現しておけば、そこに集中して聞かれるため有利になります。

あとは、模範回答をよどみなく口にすることができるように練習しておくだけです。こうした準備をすれば、8割方の面接はうまくいきます。

深堀りされる質問には、自己分析が必要です

面接の上手な企業では、「あらかじめ用意された答えは信用できない」からと掘り下げて深くつっこむスタイルをとっています。「○○学部を選んだ理由」を尋ねたあとで、高校時代の生活や勉強、進学に対する考え方、努力の仕方を聞いたり、さらに中学や小学校ではどうだったのかを聞かれます。

今までどう生きてきたのかを明らかにすることで人物評価をするスタイルで、これにたいして自分を演出することはとても難しいと言えるでしょう。その場の思いつきでさまざまな質問パターンがありえるため、あまり飾り立てると矛盾が生じてウソがバレてしまいます。

逆にいえば、良い面を掘り下げてもらえるので、自分の生きてきた道に自信をもっていれば良い評価を得られるはずです。これまでの人生の中でどんな場面でどんな選択をしてきたのか、それはどうしてなのかをよく考えておくと、スムーズに答えられるようになります。

面接には「自己分析・自己認識が大事」といわれますが、それはまさにこのことです。自身の選択パターンと動機を知れば、スタイルや生き方を理解することができます。

面接に臨む際に極端に緊張する人もいますが、緊張するのは「相手がどんな人だかわからない」「どんな質問をされるかわからない」からです。

どういう人であるかはしょせん分からないことなので心配する意味がありません。どういう質問をされるのかは分からなくても、「どう答えるか」が分かっていれば不安はなくなります。準備さえしておけば、面接はそれほど難しいものではなくなるのです。

by 水の

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