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ノマドと呼ばれる新スタイルの仕事に向かない5つのタイプとは?

窓辺でパソコンの仕事をする人

好きな時間に好きな場所で仕事したい-。
という理由で「ノマド」を目指す人は多いようです。

しかし、『ノマド化する時代』などの著書を持ち、ノマド論で有名な大石哲之さんは、安易にノマドになることに警鐘を鳴らしています。

ここでは、大石さんが主張される「ノマドになってはいけない5つのタイプ」をベースにして、デザインやライティングのお仕事でノマドとして生活している筆者が、実体験からアドバイスを書かせていただきます。

(以下、ノマドになってはいけない5つのタイプです)

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1.借金が多い人(債務超過の人)

大石さんは「住宅ローンを抱えている」などを例に挙げられています。
確かに、ノマドで働きながら住宅ローンを返済するのはきついです。
(というより、住宅ローンの返済はどんな仕事をしていてもきついと思いますが…)

大石さんは「ノマドは資金繰りがきついから、借金があると辛い」ということを書かれていて、まったくその通りだと思います。
私がそれに付け加えるとしたら「金銭感覚」も加わると思います。

その借金の種類にもよるのですが、自動車のローンとか家電のローンとか「自分の欲しいもの」を買い続けた結果として積もった借金があるなら、その人の金銭感覚を持ってして独立するのは、極めて危険だと思います。

逆に、事業で背負った借金などの場合は、その危機感をバネにして成功したという人は星の数ほどいるので、借金すべてが問題、というわけではありません。

要は「何でその借金をしたのか」という理由が大切ということです。

2.ブランド&安定志向のある配偶者がいる人

大石さんが「配偶者」と敢えて書かれているのは、「本人は問題ないケースが多い」からです。
ノマドを目指す時点で、本人はノマドに適正があることが多く、その人自身は問題ないということです。

しかし、そういう人でも独立に踏み切れないのは「配偶者(家族)」が原因のことが多く、敢えて「配偶者」と書かれているわけです。

私は結婚していないので「奥さんに止められる」という状況が容易には理解できませんが、「結婚していたら、こんなに気ままには動けないだろうな」ということは想像がつきます。

今はカンボジアにいて、次はどこの国に行くか決めていない状態ですが、こんなノープランで風まかせの生活は結婚をしていたら絶対許されないでしょう。

奥さんがブランド志向や安定志向でなかったとしても、よほどの例外を除けば、基本的に結婚していることは、ノマドワークをするには不利なのではないかと思います。

(チャレンジをガンガン後押ししてくれる奥さんがいたら、むしろそれがモチベーションになるかも知れませんが)

3.顧客がいない人

これもまったくその通りだと思います。
私は出版とWEBの仕事の双方で、とてもよくして下さっているお得意様がいます。

WEBの仕事は主に2つの企業様、出版は1つの編プロ様(編集プロダクション)です。
それ以外にも、過去に依頼してくださった方が、追加の案件を単発で依頼してくださる、という形です。

主に3ヶ所からのお給料によって成り立っているのですが、多分、ノマドとして生活している方の多くは、お得意様の数は「意外と少ない」のではないかと思います。

なぜ少なくなるのか?

理由は、「お互いその方が楽」だからです。
ノマドに発注をしてくださる企業というのは、月間の外注費が100万単位ということは普通なのです。
これを複数のライターやデザイナーに割り振っているわけですが、この人数が多ければ多いほど、会社としては面倒くさくなります。

初めての人には仕事の指導をしなければいけないし、その会社との付き合いが浅いうちは、どうしても指示の読み間違えや勘違いが出ます。
会社としては「本当に信頼できる人」に、ドカンと大量の仕事を任せたいのです。

一方、受けるノマドの側も一か所からドカンとお仕事をいただいた方が楽です。
意思疎通がものすごくスムーズですし、付き合いが長ければやり取りもリラックスできますし、年末の確定申告などもあっさり終わりますし…。
とにかくいいことづくめなのです。

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「その会社が倒れたら?」とか「その会社が裏切ったら?」という心配ももちろんあるでしょう。
そこはもう「ここは倒れない」「ここは裏切らない」と信用できる会社さんを選ぶだけです。

もちろん世の中に絶対はないのですが、それでも自分の見る目さえしっかりしていれば、かなりの確率で大丈夫なものです。

…と、少し熱く語ってしまいましたが、要するにたった数社でも「信頼関係のある顧客」を持っている人が、ノマドになるには向いているのです。
逆に、どんなにスキルがあってもこの「顧客」がいない人は、まだノマドになるべきではないのです。

(本当にスキルがあるなら、あとは最低限のマナーさえあれば、顧客はいくらでもついてくるはずです)

4.大きな仕事をしたい人

大きな仕事は基本的に組織でないとできないので、組織を外れた時点で、小さな仕事しか回ってこないと覚悟する、ということです。

これについては「ケースによっては違うかな」と思います。
というのは、私は今、ある大ベストセラーの図解版の、図解を担当させていただいているからです。
日本だけでも50万部売れ、各国で話題になった本ですが、その人の個人技の種類やレベルによっては、そういうお仕事も回ってきます。

私のお仕事程度では大きいといってもたかが知れているかも知れませんが、もっとスキルのある方だったら、さらに大きなお仕事も回ってくるでしょう。
(そもそも、秋元康さんなどもノマドと言えばノマドです)

なので、「すぐに大きな仕事をしたい人」はノマドには向いていないと思います(この点では、大石さんの言われる通りだと思います)。
最終的には、ノマドでも実力さえあれば、大きな仕事はできると思います。

(ほんの一握りの人だけかも知れませんが)

5.儲けたい人

ノマドやフリーランスといったお仕事は、基本的に稼げません。
ライターでもデザイナーでも、一部の人を除けば、企業からしたら「誰でもいい」ということがほとんどで、安いギャラで動いてくれる人にどんどん仕事が回っていくのです。
なので、必然的にノマドは「買い叩かれる」ことになります。

ただ、私は安い単価の仕事で月収60万以上稼いでいる人を知っていますが、「人より早いスピード」「起きている間、毎日ずっと仕事」をすると、ノマドでもそこそこ稼げます。

もっとも、それで60万なら、「稼げる」の部類には入らないかも知れません。
なので、大石さんが書かれている通り「儲けたいなら、最終的に自分が経営者になって、フリーランスを使う側になる」というのは正しいと思います。


以上、「ノマドになってはいけないタイプ」について、書かせていただきました。
これからノマドになろうとしている方も、すでになっている方も、参考にしていただけたら幸いです。

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