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統合失調症患者の自殺率はなぜ一般の人の3倍以上なのか

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統合失調症の患者さんは、一般人よりも3倍以上の自殺しやすいという統計があります。

統合失調症であるというだけで、自殺の可能性がグッと高まってしまうのです。

この他にも、自殺を起こしやすくする危険因子というものは存在しています。

このような要素をあらかじめ把握しておくことで、十分に注意して生活を送ることができるはずです。

起こしやすくする5つの危険因子

・他の病気

肥満や高血圧・糖尿病など、統合失調症以外の疾病をもっている場合、より自殺しやすくなると言われています。

・性別

一般的な自殺率は、女性よりも男性の方が高いようです。その差は実に2倍を超えると言われています。

男性患者さんの場合には、特に警戒をしておく必要があると言うことです。

・自殺未遂

こちらは女性の方が気をつけなければならない要素。

これまでにリストカットなどの自殺未遂歴がある場合、なんども繰り返してしまうことがあります。

・大きな出来事

恋人との破局や受験の失敗、親しい人の突然の死など、大きくショッキングな出来事が起こったあとには、強く抑うつ状態になってしまうことが多くなるようです。

統合失調症の症状をより強めてしまいかねませんし、ときにはうつ病との併発を起こしてしまうこともあるようです。

・治療への態度

治していくことにあまり前向きでない方などは、人生を悲観視することが多いようです。

治療すれば元のように回復する可能性があるということを辛抱強く説明していくようにしましょう。

上記のような傾向がなくても、病気を持っているというだけで自殺率が高まってしまう。

これは冒頭に説明した通りです。あくまでも一つの因子だ、ということを知っておきましょう。

家族は常に警戒する必要がある

統合失調症の患者さんは、通常の3倍以上の自殺率があると言われています。

他の病気を持っていたり、大きな絶望を伴う出来事があったり・・・このような危険因子が加わると、リスクはさらに高まります。

急性期に起こるような激しい陽性症状(幻聴・妄想)や、その後の強い陰性症状なども自殺のトリガーとなってしまいかねません。

統合失調症の患者さんを抱えているご家族は、常に自殺の可能性がないかどうか警戒しておく必要があるのです。

まずは本人の話を聞いてあげて

では、本人が何かしらの兆候を見せたらどのようにしていけばいいのでしょうか。ストレートに死を考えているかどうか尋ねるというのも一つの方法でしょう。

もっともこの方法は、ある程度の信頼関係を前提としています。尋ね方次第では逆効果になってしまう恐れもあるということには注意をしたいものです。

もしも本人が打ち明けてくれた場合には、いきなり否定をせずにまずは話を聞くようにすることです。

こちらの意見を一方的に聞かせるというのは、結局自己満足にすぎません。

明るい将来のことなどを話してみる

本人に対して、生きる意欲・希望をどのように与えていくのかという観点も大切となります。

これから治療方法がどんどん進んでいく、など将来が明るいことを示してあげることも一つの方策でしょう。

何か本人が楽しみにしていた未来の出来事(もちろん現状でも実現可能なものに限りますが)を生きる糧にさせるというのも一つの方法です。

自殺衝動が見えた場合には、医師にも相談をするようにしましょう。薬の調整やカウンセリングなど、さまざまな対処をしてサポートしてくれます。

医療と家庭、双方からアプローチをかけていくことが大切なのです。

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