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関西人の好きな食べ物はうどん?たこ焼き?~いえ、本当はパンが大好き

2014.02.04

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小麦はすり潰してから調理される穀物です。国や地域ごとに特色があり、もっともさまざまな食べられ方をされているのではないでしょうか。

日本で小麦粉が人気がある地域といえば四国や関西です。讃岐うどんのお店は日本中にあります。

関西へ旅行にいったら粉ものはおさえておきたいでしょう。お好み焼きやたこ焼きはおなじみの食べ物です。

なのに、地元ではパンの方が人気があるのです。なぜそうなったのか、いまから理由を説明したいとおもいます。

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神戸で人気なのは一風変わったラグビーボール型

最初に注目したのは、兵庫県神戸市の人々です。昔から新しいものを取り入れる港町の気風は、それまで見たことがないものにも抵抗がなかったのでしょう。

洋食が入ってきたころに自然に食べられるようになりました。これが関西とパンとの最初の出会いだったかもしれません。

いちはやく洋食を取り入れた神戸ですが、他府県の方にとっては一風変わったパンがあります。名

前こそメロンパンと呼ばれていますが、ラグビーボールのような楕円形をしています。

中には白餡が入っています。表面は柔らかいものが多くふつうのメロンパンとは印象が違います。とても美味しい、どちらかといえばアンパンに近い感じです。

ご飯をゆっくりと味わっているヒマがなかった?

関西でパンを好む人が多いのは京都と奈良です。どちらも古い歴史のある地域で、伝統のある街並みや建物をイメージしてしまうので少し不思議に思えますよ。

京都は古くから織物が有名でした。奈良もかつては紡績産業が盛んでした。この二つの地域にはそのような共通点があります。

これらはたいへん忙しい仕事でした。一日中働き続けなければならないのでゆっくり食事している時間はありませんでした。

いくら忙しいからといって食事の時間も削らなければならないのでしょうか。これは関西の人々が元々せっかちだったからというのも理由の一つなのかも知れません。

そうした人たちにとって、パンは手軽に食べられるという点が良かったのでしょう。味よりもその手軽さで広まったのでした。

イメージとちがう意外な飲みもの

それだけでは口の中がパサパサして飲み物が欲しくなります。お店で買ってから家に持って帰って食べることはごく一般的ですよね。

そのせいでしょうか、インスタントコーヒーがとても人気なのです。特に奈良県はインスタントコーヒーを日本で一番飲むそうです。

これは私も身を持って経験しています。お家にお邪魔をすると奈良ではどんなお宅でも出てくるのです。こちらも伝統的なイメージとは随分違います。

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粉もの王国大阪

そんな一府二県に囲まれながらも独自の気風を持っており、まったく違った食文化を築いているのが大阪です。

お好み焼きやたこ焼きのような粉もののイメージがあるでしょう。未だにその文化は強く、パンは地味な存在です。

その理由の一つは粉ものが手軽なことにあります。お好み焼きもたこ焼きも調理が必要ですから、手軽とは言いがたいはずです。

いたる所にたこ焼き屋、お好み焼き屋がありいつでもできたてを食べることができます。手軽な屋台があちこちにあるので、パンはあまり浸透しなかったのです。

関西では病人食のイメージが残った

一方で不遇な扱いを受ける小麦粉をつかった料理もあります。その代表格がうどんです。

関西地方でもラーメンはそれなりに食べられており、各地域に特色があります。お隣の四国で人気があるうどんは、関西ではあまり人気がありません。

かつてはうどんといえばクタクタになるまで煮た柔らかい病人食という時代がありました。あまり美味しく食べるものとは思われていなかったのです。

その昔はうどん屋で胃薬も売っていたと言われるほどであり、海を隔てた隣の地域でこうも食文化が変わるのかと驚かされますよ。

現在は大手讃岐うどんチェーンの進出などもあり、うどんに対するイメージも変わってきています。

大阪の人はお好み焼きとご飯のように炭水化物同士を一緒に摂るのが好きなようで、うどんにセットでご飯がついてきます。

実際に販売されているので、機会があったら試してみてはいかがでしょう。食べ過ぎには注意ですけどね。

田んぼの真ん中にあったケーキ屋さん!

パン食も時代に合わせて変化しています。特にめざましいものが小麦粉を使ったお菓子類の発展です。

これらのパン好きだった地域も時代の移り変わりで時間の余裕や調理技術の発展とともに求めるものが変わりだしました。

それまでは手軽さを重宝して食べていたけれど、より美味しさを求めるようになったのです。その結果、たくさんのケーキ屋さんやドーナッツ屋さんが立ち並ぶようになりました。

かくいう私も関西の小さな田舎町に住んでいたのですが、おしゃれなケーキ屋さんとドーナッツ屋さん、そして立派なベーカリーが歩いて行ける距離の中に何件もあります。

田園風景の広がるのどかな場所に立つベーカリーやケーキ屋さんに昼間から行列ができる光景を初めて見たときはなかなか衝撃的でした。

食はその地域の特産品以外にもいろいろな影響を受けるものです。地元の食文化を客観的に見つめなおすと産業や文化の背景が見えて面白い発見があるかもしれません。

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