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探偵は本当にトレンチコートを着ている?

2013.11.15

探偵は本当にトレンチコートを着ている? はコメントを受け付けていません

探偵という職業は普段の暮らしの中であまり接する機会がありませんので、どのような職業なのかどのような調査をしてくれるのか分かりづらいということがあります。

一般の方がよく見るところでは小説・テレビドラマ・映画などで登場することもあるのですが、いずれもイメージを誇張させた人物像として描かれていますので、現実世界の調査員とは似て非なるものがあります。

アメリカなどでは拳銃が持てる

拳銃
トレンチコートに帽子を被った姿というのが定番として描かれているのですが、現実には目立った服装では尾行も張り込みも行うことができませんので、街に溶け込むようなどこにでもいるような服装をしており、実は貴方の後ろにいる人物が調査員であるかもしれません。

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探偵は依頼により浮気調査や行方調査などをはじめさまざまな調査活動に従事することになるのですが、ドラマのように警察官と同様に刑事事件を調査することはなく、警察と比較すればその権限や調査範囲は著しく制限されています。

アメリカなど欧米ではライセンス制でテストに合格するとバッジが交付され、拳銃の使用をはじめ捜査権や逮捕権などが認められている場合もあります。

しかし、日本国内ではそうした権限は一切有しておらず、探偵業法と呼ばれる法律の下であくまで民間人として独自の調査網を駆使してさまざまな依頼を受けることになります。

探偵業の業務の適正化に関する法律-ウィキペディアより

この法律にはさまざまな規定があるのですが、人権を守りつつも一定の調査活動を行うことが認められていますので、一般の方が他人を尾行・張り込みなどをした場合には微罪に問われる可能性が高いところを、調査員の場合は合法的に対象者を調査することができます。

尾行・張り込みは軽犯罪法違反?

人によっては尾行・張り込みぐらいであれば調査員に依頼するまでもなくご自身でできると考えているケースもあるのですが、こうした行為は軽犯罪法のつきまといに該当します。

状況によっては逮捕されるという事態になりかねず、余計なトラブルを引き起こさないためにも調査員に相談した方がよいといえます。

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