Global Information site~siruzou

「毎月分配型」の投資信託は、絶対に使ってはいけない

金融イメージ

投資の初心者がしばしば飛びついてしまう商品に「毎月分配型」の投資信託があります。

しかし、これは買ってはいけない投資商品の代表です。

毎月分配型の投資信託とは?

まず「投資信託」というのは、「ファンドにお金を預けて運用してもらう」というものです。

ファンドが利益を出したら、そこから「分配金」をもらえるわけですね。もちろん、ファンドも一定の「手数料」を取ります。

スポンサーリンク

普通、投資信託の利益が分配されるのは、年に1回か2回です。しかし、「毎月分配型」はその名前の通り毎月分配されます。

多くの人はサラリーマンとして月給をもらうことになれているので、この「毎月お金が入ってくる」というスタイルは安心感があります。

そのため、毎月分配型は「初心者向けの投資商品」としてしばしばおすすめされ、実際にそう思って利用している人もたくさんいます。

しかし、これは大きな間違いなのです。その理由を説明します。

毎月「元本を切り崩している」だけ

実は、毎月分配型の投資信託は「毎月元本を切り崩して」お金を払っているだけなのです。

つまり「自分の貯金を引き出している」のと何も変わらないのですね。

たとえば「1万円」を預ける投資信託だったとして、「毎月1000円」の分配があったとしたら、9000円、8000円…とどんどん元本が減っていくのです。

もちろん、途中で運用がうまくいって、たとえば1万円が1万500円などに膨れ上がることもあります。

なので、正確には「9500円、8250円…」などのように、もう少しランダムな数字で減っていくのですが、とにかく元本が減っていくというのは確かです。

■しかも手数料が引かれる

これがもし「普通の貯金」だったら、別に減るわけではないので、まあそれでもいいでしょう。しかし、投資信託では手数料がかかります。

毎月そのお客さんに払うお金を計算して、振込をするというのは、当然「振込手数料」と「事務手続きの人件費」がかかっているのです(当然のことですね)。

ということは、ただ自分のお金を預けてそれを引き出しているだけではなく「そこから余計な手数料を毎月引かれている」ということになるんですね。

スポンサーリンク

■運用もマイナスになる可能性がある

しかも、上ではわかりやすく説明するため「1万円が1万500円になるケース」を書きましたが、実際にはそう確実に利益が出るものではありません。

投資信託といえども投資ですから、最初のお金より少なくなってしまうリスクもあります。

なので、1万円を1万500円にするだけでもそれなりに大変なんですね。

そのなけなしの500円が、振込手数料や事務手続きの手数料に使われてしまっては、まったく利益がゼロになるのです。

加えて恐ろしいのは、「運用の手数料」も取られることです。

上に書いたのはあくまで「毎月振り込む」という「事務手続き」に対する手数料であって、これは運用の手数料とは別です。

運用の手数料というのは、お客さんに代わって金融業界のことを徹底的に勉強し、実際に投資を行う、ということに対しての手数料です。

成功報酬として、利益の何%かが持っていかれるわけですが、事務手続きの手数料より、当然こちらの方が高くなります。
(ファンドの運営者たちは、それで生活しているわけですから)

こうした手数料(成功報酬)も引かれることを考えると、ただでさえ投資信託の利幅は小さいのに、そこからさらに余計な振込手数料なども引かれるのですから、毎月分配型がいかに無駄の多い商品であるかがわかるでしょう。

投資でコンスタントに利益が出ることなど、絶対ない

投資や経営というのは、サラリーマンの月給のように「毎月利益が確実に出る」ということは絶対ありません。

莫大な利益が出る月もあれば、利益ゼロ、あるいはマイナスという月もしょっちゅうあるのです。

投資はともかく、経営で見れば数年単位の赤字を覚悟するということも当たり前です。

この世界では、「毎月コンスタントに利益が出る」などということは絶対にないのです。

うまく行っている投資信託でも、「利益が出る月もあれば、そうでない月もある」というのが普通です。

それにも関わらず毎月お金が入ってくるということを、そもそもおかしいと思わなければならないのです。

これをおかしいと思わないあたり、その人は投資の「と」の字も知らないということです。

もちろん、最初は誰でも素人なので、知らないという事自体はいいのですが、毎月分配型が非合理的であるということは、ネットで少し調べただけでもわかることです。

それを調べようとしないあたり、そもそもモチベーションが低いということなので、毎月分配型に手を出してしまっている人は、まずそこから自分を見直す必要があります。
(もちろん、できるだけ早期に解約しましょう)

まとめ

以上の内容をまとめると、

・毎月分配型は、自分の貯金を引き出しているだけ。
・毎月分配型は、余計な手数料が含まれているので、損。
・投資では、毎月コンスタントな利益が出ることは、絶対にない。

ということです。参考にしていただけたら幸いです。

スポンサーリンク

Pocket
LINEで送る

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

知る蔵のTwitter~フォーローをお願います

知る蔵グループ関連専門サイト

ページ上部へ戻る