頭痛と吐き気が同時にする時に考えられる原因とは?
頭痛とそれに吐き気が伴う場合には、さまざまな病気のサインであることが多いようです。
ここでは、それらが同時にあらわれた場合に、どんな病気や原因が考えられるのかについて考えてみたいと思います。
ストレスやお酒やたばこなどの生活習慣によるもの
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ストレスをためたり、お酒やたばこなどの生活習慣が吐き気を伴った原因となることがあります。
それらの原因を具体的に見ていきましょう。
ストレスや長時間同じ姿勢を取っている人
片頭痛は、ストレスと関係していたり、パソコンなどを長時間使用することなどが原因となって起こります。
発症してしまった場合は、まず安静にすることが大切です。
要因となるストレスや長時間パソコンを使うといった生活習慣を変えないことには完治が難しいため、対症療法とて病院などで薬を処方してもらうことが一般的です。
酒やたばこのアセトアルデヒド
また、お酒と喫煙も頭痛と吐き気が同時におこる原因として考えられます。
特にお酒を飲んだ翌日に二日酔いになった場合には、吐き気を伴った頭部の痛みを発症することが多いものです。
アルコールが体内で分解されるときにアセトアルデヒドという物質が発生し、これがそれらの苦しい症状を引き寄せるのです。
アセトアルデヒドはタバコにも含まれている物質です。
タバコを吸いながらお酒を飲むと、さらに頭痛と吐き気を発症する可能性が高くなりますので注意しましょう。
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身体の中の異常によって発症するもの
吐き気を伴う頭部の痛みの中には、体の異常をしめすサインであることも多いです。
中には、命にかかわる病気につながる場合もありますので、状況によっては迅速な対応が求められることもあります。
▲その頭痛、生活習慣のせいかもしれませんよ
くも膜下出血
くも膜下出血は、脳内の血管の動脈瘤が破裂することによっておこります。
突然に頭部に激しい痛みが発生して、嘔吐をしたり意識障害や言語障害などを伴います。
速やかに適切な処置をしないと命を落とすことにもなりますので、このような時には迷わず救急車を呼ぶようにしましょう。
高血圧
日本人の中高年に多い高血圧が原因で、頭痛と吐き気を併発することもあります。
まったく自覚症状のない高血圧は、サイレントキラーとも呼ばれています。
高血圧によって頭痛や吐き気がある場合には、かなり進行した状態である可能性が高いです。
くも膜下出血や脳梗塞に発展することもあるので、早めに病院で診てもらうようにしましょう。
緑内障
緑内障は眼球内の圧力が高まることで視神経に影響を与えます。
慢性化すれば視神経が萎縮して視野が狭くなり、最悪は失明など完治するのが困難になりますので、早期の治療が大切です。
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