耳鳴りと頭痛が同時に起こるときの原因は?
ここでは頭痛と耳鳴りが同時に発生した場合に考えられる原因をご紹介します。
耳鳴りが併発する場合は、脳梗塞などの重い病気が隠れている場合もあるので、症状が長引く人や程度が重い場合には、すみやかに病院に行き検査してもらうことをオススメします。
原因はいろいろ考えられる
耳鳴りと頭痛が同時にするときの原因として考えられるのは、まず高血圧です。
高血圧によって脳内の血管が急激に広がるので、その結果として頭痛が発生すると言われています。
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耳の周囲の血管が高血圧で固くなるので血行が悪くなり、それが耳鳴りとして発生すると考えられています。
また、耳鳴りを併発する場合は、顎関節症も考えられます。
これはあごの関節への負担とストレスによって起こる病気です。
頭痛と耳鳴り、さらにあごから耳にかけての痛みがあるような場合には、顎関節症の可能性が高いです。
耳鳴りと頭痛だけではなく、額や目、あごや歯茎などにも痛みがある場合には、三叉神経痛が考えられます。
三叉神経痛の場合には、頭痛と言うよりも顔の痛みがかなりひどく、歯を磨いたり、会話をすることさえもつらくなります。
それ以外の原因としては、耳性体状疱疹の可能性も考えられます。
耳性体状疱疹は、水ぼうそうや水痘に昔かかった際のウイルスが原因となります。
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神経系に住み着いていたウイルスが何らの原因で再度活性化することで起こる病気です。
耳鳴りと頭痛だけではなく、さらに耳に水泡ができたり顔面神経痛などの症状もあらわれるのが特徴です。
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何科の病院で診てもらえばいいのでしょうか?
このように耳鳴りと頭痛が同時に起こる場合には、その原因としてさまざまな病気が潜んでいる可能性があります。
中には危険な病気もありますので、安易に自己判断せずに、症状が悪化する前に病院に行くことが一番でしょう。
それと同時に、日頃から塩分を控えた食事をとることや適度な運動などを日課にするといいでしょう。
顎関節症の可能性がある場合には、歯科か口腔外科にいって治療をしてもらうことになります。
薬で炎症をおさえたり、あごの運動をすることで症状を改善していきます。
三叉神経痛が原因の可能性がある場合には、精神的なストレスが大きく関係しているので、まずは心療内科などで診てもらうといいでしょう。
また、日頃からストレスをためこまないように、休日などを利用して心身をリフレッシュするようにしたいものです。
耳性体状疱疹の可能性がある場合には、耳鼻科で診てもらうことになります。
顔面神経痛は後遺症を引き起こす可能性もあるので、早めに対処することが大切です。
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