頭痛とめまいの原因

頭痛とめまいが同時に起こるときに原因として考えられること

頭痛とめまいが同時に起こるときに原因として考えられること

多かれ少なかれ誰でも日常的に頭痛を経験したことがあるのではないでしょうか。

 

日本人の多くが頭痛持ちであると言われていますが、中にはめまいが同時に起こる人もいるようです。

 

頭が痛いだけでも大変なのに、それにめまいも重なるとなると、なにか重大な病気ではないかと心配になりますよね。

 

ここでは、頭痛とめまいが同時に起こった場合に、考えられる原因について解説したいと思います。

 

 

三半規管に障害が起こるために生じる現象

 

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めまいとは、身体のバランスを保つための器官である三半規管に障害が起こるために生じる現象です。

 

三半規管は身体の動きを捉えて、平衡感覚をつかさどる器官で、回転などの身体の動きを敏感にキャッチします。

 

この三半規管に何か障害が起こることで、身体が回転してしまうようなめまいを起こすのです。

 

目が回るような病気であるめまいには、自分自身や周りがクルクル回転するような回転性のめまいや、まっすぐに歩けないなどのふわふわした浮動性のめまい、立ち上がると血の気がひき意識が遠のく立ちくらみ、などいくつかの種類があります。

 

 

原因として考えられること

では、頭痛とめまいが同時に起こる原因には、どんなことが考えられるのでしょうか。

 

ストレスや天候の変化

まずは毎日のストレスや天候の変化、疲労などで起こる片頭痛があげられます。

 

片頭痛とめまいが同時に起こると、日常生活もままならないほどつらい症状になる人もいますが、薬を飲むことで頭の痛みそのものはかなり改善することができます。

 

低血糖

次に考えられるのが、低血糖です。

 

身体が極端な低血糖になると、まずは極度の空腹感に見舞われます。

 

その時に何か食べ物を口にしないと、次に現れる症状として頭部の痛みやめまいが発生することになります。

 

血圧の異常

さらに血圧の異常がある場合にも、めまいを同時にひき起こす場合があります。

 

高血圧の人が、頭の痛みと同時にめまいを何度も起こしている場合には、脳卒中や脳出血などの重症な病気を引き起こす可能性もあるので、早めに病院で診てもらうことが大切です。

 

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ウイルス・薬の副作用・妊娠初期

インフルエンザなどのウイルスに感染しているときや、服用中の薬の副作用であったり、妊娠の初期症状などでも頭部の痛みと同時にめまいが起こることがあります。

 

感染症の場合には、それらの症状だけではなく同時に高熱も出ますので、疑わしいと感じたときには病院で検査してもらう必要があります。

 

▲痛みの種類ごとに対処法を詳しく知りたい方に

 

頭が痛くなったりめまいを引き起こす原因がなにも思い当らないといった場合で、何かの薬を飲んでいる場合には、薬の副作用も考えられます。

 

まずは主治医に相談して、それが原因であった場合にはほかの薬に変えてもらうなどの対処を取りましょう。

 

また女性の場合、妊娠の初期症状として発症することがあります。

 

これは女性ホルモンが大きく変化することで、頭部の痛みやめまいなどの症状となってあらわれてきます。

 

妊娠の初期症状には、ほかにも吐き気なども起こりやすく、あまりにもつらいようであれば、がまんせず主治医に相談してみましょう。

 

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