ストレスが原因で頭痛になってしまう人がふえています
特に現代社会はストレスの多い時代だとも言われていますが、そのストレスが原因となる頭痛に悩まされている人もたくさんいるようです。
慢性頭痛にもいろいろあり、原因や症状によってタイプが異なるのですが、ストレスが原因で起こるものを緊張型頭痛といい慢性頭痛の中ではもっとも多いタイプとなります。
凝りが痛みを誘発する緊張型
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女性に多い片頭痛がズキンズキンと脈打つような痛みなのに対して、ストレスが原因で起こる緊張型頭痛は、頭部が締め付けられるような、圧迫されるような痛みがあることが特徴です。
身体的なストレスと、精神的なストレスが重なることが原因となって起こると言われています。
同じ姿勢で何時間もパソコン作業やデスクワークをしたり、悪い姿勢をつづけたりすることも原因の一つになります。
また、自動車の長時間の運転や高さの合わない枕、さらに身体の冷えなどが身体的なストレスとなります。
このような身体的なストレスが何日も続くことで、肩や首すじにかけての筋肉は緊張してしまい、いわゆる「こった状態」になります。
この「こり」が頭への痛みを誘発させてしまうのです。
さらに肩や首の筋肉が弱い人や運動不足の人も、同様の症状になりやすいです。
身体的なストレスだけではなく、家庭や職場での精神的なストレスも、頭部の神経や筋肉を緊張させてこわばらせてしまうので、緊張型頭痛の原因となります。
このような身体的なストレスと精神的なストレスによって、首から肩、背中にかけての筋肉が緊張すると血流が悪くなり、筋肉の中に乳酸などの老廃物が蓄積されます。
たまった老廃物が周囲の神経を刺激するので、痛みとなってあらわれてくるのです。
このように、ストレスが原因の頭痛は、さまざまな要因がからむことで発症しますので、まずは思い当たるストレスを少しずつ減らす努力をすることが大切です。
適度な休息とリフレッシュが大切
身体的、精神的なストレスを上手に解消することが、つらい頭の痛みを解消することにもつながります。
会社や家庭で、身体的にも精神的に頑張り過ぎてしまっている人は、ときどき休息などをはさんで適度にリフレッシュをするようにしましょう。
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ストレスを解消することで、頭痛だけではなく、さまざまな身体や心の不調を改善することが出来ます。
長時間のパソコン作業やデスクワークを行っている人は、1時間に1回程度は身体を休め、ストレッチをするなどして肩や首の筋肉の緊張をほぐすようにすると良いでしょう。
▲すぐにできる簡単ストレッチで緊張型頭痛を治しましょう
またアフターファイブに適度な運動をしたり、帰宅後に入浴でリラックスしたりするのも効果的です。
最近では、入浴せずにシャワーで済ませる人も増えているようですが、ストレス解消という点から考えれば、入浴はとても効果的であると言えます。
また、睡眠不足はストレスにとって大敵ですから、しっかりと睡眠をとって心身をリフレッシュうさせましょう。
ちなみに、寝る前のホットミルクは鎮静作用があるといわれていますが、就寝前に甘いものを取り過ぎるのは健康を害することもありますので、ほどほどにしましょう。
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