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常夏の国なのにベトナム人は鍋がと~っても大好き!

2013.12.26

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東南アジアに位置するベトナムは常夏の国。

ハノイには若干の四季がありますが、基本概念は乾季と雨季の2季です。

特に南部ホーチミンは1年中半袖半ズボンの格好で過ごすことができます。

そんな厳しい日射しの中で、ベトナム人は古くから「鍋」をこよなく愛するのです。

鍋を一人で食べる

日本人のイメージとしては冬に食べる定番料理ではないでしょうか。

しかし、冬が来ないベトナムでは真夏の太陽の下で皆さんもくもくと鍋をつつくのです。

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しかも、ベトナム人は鍋を1人で食べることが多く、ショッピングセンターのフードコートに行けば、1人鍋をしている男性女性が必ず何人かいます。

昼間から鍋を食べるというのも不思議な感覚ですね。さらに最近話題になっているのが1人鍋専門店です。

鍋は皆で食べるから美味しいという基本概念を取っ払って、1人で食べたい料理を好きなだけ食べることができる魅力があります。

鍋を食べたいときは暗黙の了解で外食

すき焼き鍋

なぜこれほどまでに鍋レストランが繁盛しているのか。

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まず、ベトナム人にとって、鍋は家庭料理ではないことが挙げられます。

身近ではあるものの、食卓に鍋が出ることはほとんどなく、鍋を食べたいときは暗黙の了解で外食となります。

もう一つは、ベトナム人にとって鍋は古くからの食文化であり、先に説明したように昼食で鍋を食すことはもちろんのこと、大抵のベトナミーズレストランには鍋料理がメニューに載せられています。

最近の注目は「すき焼き」と「しゃぶしゃぶ」

そして最近注目されているのは日本の「すき焼き」と「しゃぶしゃぶ」です。

醤油ベースのスープは1人鍋専門店でも扱われるようになりましたし、アメリカ産やオーストラリア産牛肉を使ったしゃぶしゃぶも若者の間で人気が高まりつつあります。

ただし、ベトナム人にとって、鍋はお肉を食べるものではなく、基本は野菜が中心で、最後にインスタント麺やフォーをスープに浸からせて食べるのが定番です。

スープは海鮮ダシをベースにするのが人気で、日本の鍋とはちょっと異なる味わいと風味があります。

是非一度はベトナミーズ・ホットポットを体験してみてください。
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