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バスケ家庭教師をビジネス化した会社のユニークな社員指導とは?

モデル、スポーツビジネス2

日本でも一般的になった「体育の家庭教師」の中でも、特に強い個性を放つ「バスケの家庭教師」。

前回の記事はそのビジネスを大学院時代に立ち上げた、鈴木良和さんの起業のきっかけなどを紹介しました。

ここでは、「バスケの家庭教師」ビジネスが軌道に乗った現在、鈴木さんがどのように社員さんの指導などをされているのか、ユニークなスポーツビジネスの成功例の一つとして紹介します。

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情熱のあるコーチしか続けられないシステム

この会社では、最初の20回の指導は「無給」で行います。その後コーチとなりますが、CランクからAランクまで上がっていき、社員になれるのはその後です。
(なので、社員になるまでは「5段階」あるということです)

この期間、常に会社が保護者の方々にインタビューをします(指導はどのような感じだったか)。そして、コーチ自身もレポートを提出、毎月の勉強会にも必ず参加するなど、常に研鑽を積むシステムになっています。

CランクからAランクに上がるまでの基準は指導件数で判断されるので、とにかく現場に立ち続けた人だけが社員になるシステム。

「名門の体育大を出た」とか「名門バスケ部にいた」というのは、この会社では一切関係ないんですね。(本来どの会社でも無関係であるはずですが。会社が生き残るために、今後はどの会社でもそうなっていくでしょう)

記憶に残っている保護者の一言

鈴木さんがこのように「情熱」を意識するようになったきっかけの一つに、ある保護者の方(お父さん)の言葉があったそうです。

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そのお父さんと一緒に食事をした時、その方が「鈴木さん、私があなたの何にお金を払っているかわかりますか?」と質問されたそうです。

そして、「私はあなたの熱意にお金を払っています。子供のために全力を尽くそうとしてくれている、その姿勢にお金を払っています」という内容のことを言われたそうです。

これ以来、ますます「情熱」の重要性を意識した鈴木さんは、それがコーチ全員に伝わるよう、上に書いたような「情熱がある人だけが認められるシステム」にされたそうです。

「お客さんは自分の何にお金を払ってくれているのか?」という言葉は、どんなビジネスをしていても、常に意識したいものですね。
(キレイ事ではなく、その方がいろいろな面で楽しいし、利益も得られるので)

ビジョンは「スポーツの指導者」の地位向上

鈴木さんのビジョンは「子どもにスポーツを指導する人間の存在を社会に認めてもらうこと」だそうです。

現時点でも一応指導者はいますが、「少年野球のコーチ」のように、「サラリーマンのお父さんが、日曜日にやるもの」というイメージが強いです。

「体育の家庭教師」でも認知度はまだまだで、まして「バスケの家庭教師」となると、このサービスを知らない人も多いでしょう。

「子供にスポーツの指導をするお仕事」は、このようにまだまだ認知されていません。

しかし、スポーツが子供の教育に及ぼす影響は間違いなく大きいので、その重要性とともに、こういうお仕事の認知度を向上させていく、というのが鈴木さんのビジョンだそうです。

実際、スポーツがいかに前頭前皮質(理性を司る部分)を成長させ、人間の心を豊かにするかは、科学的にも次々と証明されています。すべての子供がスポーツを好きになる必要は、もちろんありません。

しかし、人間がもともとサルだったということは、ある程度体を動かした方が心が健康になる、というのも間違いないことです。

そのように重要なスポーツを、もっと多くの子供が楽しんでできるようにするためには、「バスケの家庭教師」のようなサービスがもっと増える必要があるでしょう。


以上、今回の記事では理念やビジョンを中心に書かせていただきました。しかし、「バスケをビジネスにした」というユニークな内容なので「具体的な所を知りたい」という方もいるでしょう。

3回目の記事では、鈴木さんやこの会社のコーチたちが子供の指導をする時に、具体的に気をつけているポイントはどこか、「ちょっとしたテクニック」にはどのようなものがあるかを紹介します。

モデル、スポーツビジネス3

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