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農村回帰宣言市・竹田市の移住希望者への手厚いサポートとは?

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大分県の竹田市は「農村回帰宣言市」として、農村移住を促進している市の代表です。ここではその具体的な取り組みを紹介します。

多数の支援員、サポーターを育成

移住希望者のサポートを手厚くするため、支援員やサポーターを多数そろえています。
サポーターはボランティアの方が中心で、支援員の場合は市が関連する組織のスタッフさんが多いようです。

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【支援員の役割】
正確には「集落支援員」という名称です。
主に情報収集、移住の相談をします。

集める情報はたとえば空き家の物件情報などで、その他移住希望者の相談に乗りながら、随時必要な情報を集めます。

【サポーターの役割】
こちらも正確には「農村回帰サポーター」と言います。
サポーターの役割を一覧にすると、

1)移住や定住に関する情報のPR
2)空き家情報の提供
3)移住に関する相談を、市のセンターに取り次ぐ
4)市外在住のサポーター候補の紹介

となっています。
いわば「より気軽に相談できる窓口」と言えるでしょう。

いきなり正式な支援員の方に相談するのは気が引けるというライトな移住希望者であっても、知り合いにサポーターがいたりすると相談しやすいと思います。

「とりあえず、こんな感じで考えてるんだけど、この条件でできる移住ってあるのかな?」というような相談の場合、このようなポジションのスタッフさんの方がいいのでしょう。

そう考えると特に鍵になるのが4つ目の「市外在住のサポーター」だと思います。
サポーターが市外に増えれば増えるほど、移住希望者との接点は増えるわけで、より多くの希望者と出会うことができます。

このように役所の中で部署を設けて終わるのではなく、それを「拡散する仕組み」をまず整えているのがすばらしい点だと思います。

住宅整備、短期滞在の支援

移住するなら当然住宅が必要です。
竹田市では市営住宅などの住宅を整備したり、上にも書いたように空き家情報を収集、紹介しています。
また、短期滞在をサポートする仕組みも積極的に整えています。

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市営住宅の内容

市営住宅は、ほとんどの市が公営住宅法という法律に基づいて持っています。
しかし、竹田市ではそうした一般的な市営住宅以外にも、移住促進を目的とした住宅整備も推進しています。

短期滞在支援

移住するにしても移住先で物件を探したりするため、事前に短期滞在する必要があります。
竹田市ではその費用をサポートするため、1人当たり最大6000円の助成金を出しています。

6000円ということで、宿泊費でいうならせいぜい2泊か3泊というところだとは思いますが、事前に物件にある程度当たりをつけた後で訪問するなら助成金としては十分でしょう。

空き家バンクの公開&リフォーム支援

市民、支援員、サポーターから寄せられた空き家の情報を一覧にして「空き家バンク」を作り、公開しています。

この空き家バンクから家を購入して、それをリフォームする場合、最大で100万円までの補助金が出ます。
なので、空き家バンクで見つけた物件で「ちょっとボロいな~」というものがあったとしても、それが100万円でリフォームできるレベルであれば、自分で自腹を切ることなく、リフォームして住めるということです。

小規模な家であれば100万円でもかなりの部分をリフォームできるので、小さめの家を選んで住むというのも賢い選択かもしれません。

起業支援、空き店舗の提供

「農村回帰」をメインにうたってはいますが、竹田市が最終的に目指すのは「移住・定住の促進」です。
なので、別に農業でなくてもいいわけですね。

そういう理由から「起業支援」「空き店舗の活用支援」も積極的に行っています。

起業支援

竹田市で空き家や空き店舗を借りて起業する人に対して、最大100万円まで補助金を支払うというものです。
移住して1年未満という条件がついていますが、起業したての人にとってこの100万円は大きいです。

個人的な話が少し入りますが、私はネットのみで収入を得られる仕事をしており、今週にも合同会社で法人化しますが、もしかしたらこういうケースでも竹田市に移住するのなら100万円の補助を受けられるのかも知れません。

ネットというのはどこに住んでいても仕事ができますので、「山村、農村に住みたい」という希望があって、ネットで起業したい方は竹田市のような起業支援のシステムのある場所に行くとリットが大きいかもしれません。

(もちろん「ずっと住む」という条件での補助のはずなので、本当に山村や農村が好きな方限定のメリットですが)

空き店舗活用の支援

空き店舗を活用して何か事業をするという場合にも同様に補助金が出ます。
起業の支援は「最初に100万円」だけですが、空き店舗の方は3年間、毎年10万円が支給されます。
継続支援があるというのが特徴です。

まとめ

竹田市の取り組みの内容自体は、他の自治体でもやっているものが多いです。
では、竹田市と他の市の一番大きな違いは何かというと、やはり「農村回帰宣言市」という旗をかかげたことでしょう。

だからこそ、私が今回「農村 移住」というキーワードで情報を検索した時にも真っ先にヒットしたわけです。
同じように農村居住者の方々のアンテナにも、このキャッチフレーズのおかげでかなりヒットしているはずです。

具体的な支援策ももちろん大事ですが、それと合わせて「強い意志を見せる旗」を掲げることも大事なのだな、と思いました。

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