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コーヒーはあまり健康によくない?~いえ、がんの予防効果があります!

2014.04.03

コーヒーはあまり健康によくない?~いえ、がんの予防効果があります! はコメントを受け付けていません

コーヒーといえば、その色や苦味から「発がん性」がある飲み物と言われていた時代があります。しかし近年の研究の結果、むしろがんを予防する効果が続々と認められているのです。

もちろん「過ぎたるは及ばざるが如し」ですが、コーヒー好きな人には嬉しい話ですね。

コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」のおかげ!?

コーヒーの成分の中でも、特に抗がん作用が期待されているのが「クロロゲン酸」です。

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ポリフェノールの一種であり、強い抗酸化作用があることが分かっています。

老化や病気を引き起こす一因に「活性酸素」がありますが、抗酸化作用の強い食べ物は活性酸素を除去してくれます。

ですからコーヒーを飲む習慣のある人は、知らないうちに活性酸素の害から体が守られているのです。

「前立腺がん」抑制効果

実際にコーヒーによる抗がん作用が認められているがんの1つに、前立腺がんがあります。

調査の結果、1日6杯以上のコーヒーを飲む男性では、まったく飲まない男性と比べて、前立腺がんで死亡するリスクが60パーセントも低いことが明らかになりました。

また前立腺がんを発症するリスクも、20パーセントほど低かったそうです。

ちなみに緑茶などではこうした傾向が見られなかったため、カフェインによる影響ではないと考えられます。

やはりクロロゲン酸の抗酸化作用が関連している可能性が大のようです。

「すい臓がん」抑制効果

「がんの王様」として知られるすい臓がんも、コーヒーによってリスクが低くなることが分かっています。

以前まで、コーヒーはむしろ「すい臓がんのリスクファクター」と言われていたのですが、その後の研究によって、コーヒーを飲む男性ほどすい臓がんにかかりにくいことが分かりました。

特に1日3杯以上を飲むグループでは、ほとんど飲まないグループと比べて40パーセントもリスクが低かったそうです。

ちなみに、こちらも緑茶では関連性が見られませんでした。

またなぜか男性に限定された研究結果であり、女性では発症リスクに違いが見られなかったとのことです。

「食道・咽頭・口腔がん」抑制効果

口腔がん、咽頭がん、食道がんなどの「口に近いがん」でも、コーヒーの効果が認められています。

まったく飲まないグループの発症リスクを1とすると、時々飲むグループでは0.54、そして1日1杯以上飲むグループでは0.51となりました。

つまりリスクが半分ほどに抑えられることになります。

この結果は、飲酒や喫煙の習慣がある人においても同じでした。

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「肝臓がん」抑制効果

肝臓がんにおいても、コーヒーの作用が分かっています。

1日1杯以上のコーヒーを飲むグループでは、まったく飲まないグループと比べ、肝臓がんで死亡するリスクが約半分とのことです。

もともと肝臓がんは「肝炎ウイルス」の感染から起こるのですが、感染者に限定した調査でも、やはり同じ結果が得られています。

ですからウイルス感染の有無によらず、コーヒーには肝臓がんを抑制する効果があると考えられます。

「胃がん」抑制効果

一般的に「胃に良くない」イメージのあるコーヒーですが、実は胃がんの抑制効果もあることが分かってきました。

日本で約2万人を対象とした調査の結果、コーヒーをまったく飲まない人の胃がん発症リスクを100とすると、1日に1~2杯飲む人のリスクは約66パーセント、そして1日3杯以上飲む人のリスクは約50パーセントにまで低下しました。

これはクロロゲン酸の抗酸化作用のほか、コーヒーを多く飲む人ほど、塩分量の多い和食を摂取しない傾向があるからではないか、とも考えられています。

「大腸がん」抑制効果

近年、急激に増えている大腸がんにおいては、なぜか女性に限ってのみコーヒーの作用が確認されています。

大腸がんには、結腸がんと直腸がんがありますが、男性の場合はいずれにおいてもコーヒー摂取との関連性は見られませんでした。

しかし女性では、1日3杯以上のコーヒーを飲むグループでは、ほとんど飲まないグループと比べて結腸がんのリスクが56パーセントも低くなることが分かっています。

理由としては抗酸化作用のほかに、コーヒーには「腸の動きを活発にする」「大腸がんを促進させる胆汁酸の濃度を低くする」といった作用があるからではないか、と考えられています。

「糖尿病」も予防する!?

がんではありませんが、日本人に急増している糖尿病においても、コーヒーがリスクを減らすことが分かっています。

5万人以上の日本人を対象とした調査の結果、週に3~4杯のコーヒーを飲むグループでは、ほとんど飲まないグループに比べ、2型糖尿病の発症リスクが男性で17パーセント、そして女性では38パーセントも低下するという結果が出ました。
ちなみに紅茶では、同様の結果は得られていません。

糖尿病とコーヒーの関係については、国内外で研究が進められており、いずれも発症リスクが下がることが確認されています。

つまりコーヒーには、血糖値の上昇を抑制する効果があると考えられるのです。

またコーヒーを飲む人では、血液の循環が良くなるという研究結果も出ており、心疾患の予防にもつながると期待されています。

このように、今や「発がん物質」どころか「救世主」として注目を集めているコーヒー。とはいえ、因果関係についてはさらなる調査が必要です。

しかしコーヒー好きにとっては希望の持てる話ですので、ぜひ飲み過ぎない程度に楽しむようにしてください。

By 叶恵美

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