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成長痛で子供が泣いて痛みを訴えるときにはどうすればいい?

足が痛くて泣く子供

2歳~小学生くらいまでの子どもに多い「成長痛」、おもに夜、脚の激しい痛みを訴えるものの、翌朝にはケロリと治っているのが特徴です。

以前までは「成長による骨の痛み」と考えられていましたが、最近ではこの説は否定されています。

日中よく動いた日の夜に起こりやすいことから、運動による疲労や炎症の可能性が濃厚です。

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成長痛ってどんな病気?なぜ夜に起こるの?

昼間は元気に走り回っていたのに、夜になると急に脚の痛みを泣いて訴える…それが成長痛です。

しかし早ければ数分、長くても翌朝には何事もなかったかのように治まっているため、「あれは何だったんだろう」と首をひねるお母さんも多いと思います。

症状は太もも~足の甲まで、脚のさまざまな部位に見られます。その時によって場所は変わりますが、ヒザやかかと、足首などが多いようです。

また同じところが何度も痛む子どももいます。

そして痛がり方が激しいわりに、時間の経過とともに嘘のように良くなることが最大の特徴といえるでしょう。

厳密には「成長痛」という病気は存在しません。

ちょうど成長期の子に多く見られることからそう呼ばれているだけで、もともと骨の成長は自然な現象であり、痛みは引き起こさないと考えられています。

実際X線などの検査をしても異常は認められないことがほとんどです。

では一体何なのかというと、多くは「疲労」から来るものとされています。

成長痛は日中に運動をした日の夜に起こりやすいからです。

また野球やサッカーなどのスポーツをしている子にも多い傾向が見られます。

サッカーをする男の子

特に骨の成長元である「骨端」という部分は柔らかい軟骨でできているため、運動などで負荷がかかると炎症を起こしやすい部位です。

そのため成長痛は「骨端症」と呼ばれることもあります。

ちなみに夜に多いのは、昼間と違って環境や気持ちが落ち着く時間帯だけに、痛みを感じやすいからだと考えられています。

特に布団の中などは他に気をとられることが少ないため、激しく痛みを訴える子が多いようです。

ですから友達が遊びに来るなど、ふいに気がまぎれることが起こると急に痛みを感じなくなるケースも多く、親は「仮病だったのか!?」と思ってしまうことも少なくありません。

しかし仮病ではなく、子どもの精神状態によって痛みを感じる程度に差があるということなのです。

治療法と予防法~運動前後のストレッチが効果的

成長痛は一時的なものですから、多くは専門的な治療を必要としません。

ただし運動をしている子の場合、脚にかかる負担を軽減するためにも、運動前には十分なストレッチをおこなうことが予防につながります。

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また運動後もクールダウンのためのストレッチをすると理想的です。

この時点で痛みを訴えている場合は、アイスノンなどで冷やしてあげましょう。

特に厳しめのチームなどに属している場合、コーチや監督に「疲れた」と言えず、体が悲鳴を上げるまで無理をしてしまう子もいます。

ただでさえ子どものうちは自分で運動量のコントロールができませんので、体を大切にするよう親が教えてあげるのも重要なことです。

また必要に応じてサポーターやテーピングなどを活用するのもいいでしょう。

夜間に痛みを訴える場合は、親がよくなだめて「朝には治る」ことを言い聞かせてあげます。

夜は日中の緊張がほどけて痛みに過敏になっていますので、何より親が心を落ち着かせてあげることが大切です。

どうしてもという場合を除き、基本的に鎮痛剤などは使わず、手でさすったりしてあげましょう。それだけでも子どもは安心して眠れるようになります。

成長痛に似ている病気~痛みが続く場合は整形外科の受診を

成長痛に似た疾患に「オズグッド・シュラッター病」があります。おもにヒザの痛みを訴える病気で、日常的にスポーツをしている男の子に多く見られます。

激しい運動によってヒザの「脛骨(けいこつ)」が出っ張り、炎症が起こっているのが原因で、X線検査で異常を確認できます。特に屈伸やジャンプをする運動で起こりやすい疾患です。

病状によっては手術が必要なケースもありますが、ほとんどは安静とリハビリが中心になります。

完治するためには、いったんスポーツを休止することも大切です。

単なる成長痛の場合は検査で異常が見られませんので、整形外科を受診すれば区別は容易につきます。

他にも股関節が痛む「ペルテス病」や、足の甲に痛みが出る「第一ケーラー病」、足の指の付け根に痛みが出る「第二ケーラー病」など、成長痛と間違えやすい疾患は色々とあります。

いずれにしても深刻な病気の場合、数時間ですっかり治ることはまずありませんし、痛みのため足を引きずって歩くなどの障害が多く見られます。

整形外科で検査を受ければ早期発見できますので、あまりに痛みが続く場合やいつもと様子が異なる場合には、1度診てもらったほうが安心です。

By 叶恵美

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