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VDT症候群が日本人に急増中~デスクワーク従事者を悩ます健康被害

2014.05.11

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パソコンの作業に疲れたOL

最近、日本人に急増している「VDT症候群」。VDT(Visual Display Terminal)とは「情報端末」のことで、パソコンやスマホ、ゲーム機器などの総称です。

今や仕事でも避けられない「画面」とのお付き合い。きちんと意識しないと、目の疲れや不自然な姿勢が積もりつもって、いつしか慢性的な健康被害につながるかもしれません。

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VDT症候群は、やがて「持病」になる!?

VDT症候群の中でも、特に多くの人が自覚している症状に「目の疲れ」「ドライアイ」「肩こり」「腰痛」などがあります。これらは画面の見すぎ、もしくは長時間同じ姿勢をとることなどで表れてくる症状です。

早めの段階で適切な対策をとらないと、やがて「視力低下」や「頸椎椎間板ヘルニア」、「腱鞘炎」「胸郭出口症候群」といった長く付き合わなければいけない病気に発展する可能性があります。

特に多くの職場で不可欠となっているパソコン作業は、毎日座ったままの姿勢で画面を見つめ、指と手首を使ってキーボードやマウスを操作することで、体には確実に負荷がかかります。
しかも症状は毎日の積み重ねの結果として現れてきますので、最初から対策を練ろうとする人は少ない点がネックです。

VDT症候群が急増している今、一人ひとりが作業環境を整え、大きな疾患につながらないように意識することが非常に大切です。そこで、ぜひ習慣にしたい予防策をいくつかご紹介しましょう。

VDT症候群の予防策その1~目の疲れを軽減させる!

目が疲れてしまったビジネスマン
VDT症候群の多くは、目から来るものです。まずは「光対策」を徹底しましょう。

画面のブルーライトをカットするPC用メガネを使用するほか、部屋の明るさも適度に調節する必要があります。暗すぎると画面の光が強調されますし、逆に窓からの直射日光が入りすぎても光が増幅されて目に負担をかけてしまいます。
目安としては「部屋の明るさと手元の明るさに差が出ない程度」が理想的です。

特に日本人は目が黒いため、欧米人よりもまぶしい光には強いといわれています。逆にいえば、それだけ不快なまぶしさに耐えて作業をしがちですので、無理なく画面が見える程度の部屋の明るさを徹底しましょう。

さらにエアコンなどの風に当たる場所での作業は、ドライアイを進行させてしまいます。空調や湿度にも注意を払い、目が渇きにくい環境を整えてください。

そしてパソコン画面をやや見下ろすくらいの位置に調節したほうが、目を見開く面積が少なくなるぶん、ドライアイを予防することができます。

ちなみにドライアイ対策のために目薬を活用するのも1つの方法ですが、すでに乾燥がひどい人の場合、防腐剤が入っているものは角膜に悪影響を与える可能性があります。通常なら涙とともに流されるため問題ないものの、ドライアイの人では残留しやすいからです。
ですから防腐剤フリーのものを選ぶようにしましょう。

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VDT症候群の予防策その2~正しい姿勢を保つ!

良い姿勢、悪い姿勢シルエット
目の疲れと並んで多いVDT症候群に、首や肩、腰の痛みがあります。最初は「凝ってるかな」程度で済んでいたのが、しだいに無理な姿勢がたたって整形外科に通わなくてはいけなくなる人も増えています。

対策としては、「なるべく正しい姿勢を保つよう意識すること」です。パソコンを使っている人を観察してみると、顔が前のほうにつき出ている人が多いことに気づくでしょう。これが首に大きな負担をかけ、ストレートネックや頸椎ヘルニアなどにつながります。

まずは意識してあごを引くようにし、顔が前に出ないように気をつけます。そしてキーボードに指を乗せた時、腕が直角になるように椅子やデスクの高さを調節しましょう。また腕を支えるために、椅子の肘掛かデスクの上に乗せるようにしてください。

さらに腰や脚に負担がかからないよう、床にかならず両足が着くようにするのもポイントです。椅子を低くするか、フットレストなどを利用しましょう。宙ぶらりんの状態では、思う以上に腰に負荷がかかるほか、太ももの血管が圧迫されて血のめぐりが悪くなります。

特に脚が冷える人は椅子に浅めに腰かけ、タオルやクッションなどを背もたれにして、なるべく太ももの裏が圧迫されないようにすることをおすすめします。

VDT症候群の予防策その3~作業のメリハリをつける!

屋外で背伸びをするビジネスマン
VDT症候群を軽減するために重要なのが、「作業時間」の調整です。いくら正しい姿勢でも、2時間も3時間も続けてしまってはあちこちにダメージが来てしまいます。

目安としては「1時間に1回は席を立つ」ことです。そして丸まった背中を伸ばしたり、腕をまわしたりするなど軽いストレッチをしましょう。

ちなみにトイレ休憩をとるためにも、作業の小休止は必要です。パソコン作業に熱中するあまり、尿意を我慢してしまう人が意外に多く見られます。特に女性は尿道が短く、膀胱炎にかかりやすいため要注意です。

またなるべくパソコン作業は明るい時間帯に終わらせ、夜の残業を減らすことも効果的です。特に就寝前に画面の強い光を見ると、自律神経がしずまらず、睡眠障害につながりやすくなります。

最近では節電目的もあるせいか、始業時間を早めて17時には退勤させる企業が増えていますが、これはVDT症候群の予防のためにもいいことだと思われます。

そして休日には画面から一切離れて過ごすことも、心身の健康を保つためにはとても大切です。常にパソコンの前を行ったり来たりするのではなく、オンとオフをきっちり使い分けることが、うつなどの精神症状の予防につながります。

休みの日にはしっかりとリフレッシュして、また週明けから気持ち新たに仕事に向かいましょう。

By 叶恵美

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