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中二病と呼ばれる日本の多くの中学2年生が感染する恐怖の奇病

みなさんの中に、思春期に入ったあたり、すなわち中学二年生くらいの時に、今思い返しても「痛々しい行動」の数々を繰り返した、という方はいらっしゃらないでしょうか?

実はあなたはその時、ある病気にかかっていました。

「中二病」という名の病気です。

この病気は非常に高い感染力をもっています。ウィルス性でも、細菌性でもない病気にも関わらず、なぜか日本人の中学二年生の多くがこの病に感染します。

多くは時間の経過とともに徐々に治るとされますが、一度感染してしまうと具体的な治療法はありません。

病気が治癒したあとも「思い出したらものすごく恥ずかしい!!」という後遺症を残すことがほとんどで、その後遺症は一生涯続くとされます。

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典型的な症例、ワルやヤンキーに憧れてしまう「DQN系」

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一口に中二病と言っても、種類はさまざまあります。なかでも、もっとも数が多いのが「DQN系」と呼ばれます。このタイプはヤンキーや不良がかっこいいと思い込んでしまっている症例をさします。

~DQN系の主な症例~
・学校の制服は着崩して着る
・大人を馬鹿にした発言をする
・喧嘩や犯罪を自慢する

ただDQN系は実際には不良ではなく、格好だけの「ファッション不良」であることが多いです。

そのため、喧嘩や犯罪自慢は嘘か誇張である場合がほとんどです。犯罪や警察沙汰なんて怖くてできません。

「俺も昔はワルだった。」と、飲み会で突然言い出す方はいまだにDQN系中二病を引きずっている場合がほとんどです。

飲み会の武勇伝は実際に確認をとることはできないため、話半分以下で聞いて問題ありません。

人と違う俺ってかっこいい、そう思い込んでしまうのが「サブカル系」

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みんなに人気があるものを否定し、マイナー路線だけを良いものとする「サブカル系」中二症例があります。

~サブカル系の主な症例~
・邦楽を否定し、洋楽をほめちぎる
・コーヒーはブラックで飲む
・流行のファッションを嫌う

サブカル系の大きな特徴に「ホントはやりたくないのに…」があります。本当は飲みたくないのに、ブラックコーヒーを飲む。本当はわからないのに、洋楽を聞くなどなど。

理由は「人と違う俺かっこいい」と思っているからです。

しかし、実際には洋楽を聴いても歌詞がわからないし、ブラックコーヒーも苦いとしか思っていません。「それでも良い、人と違えばそれだけで良い」と考えています。

サブカル系はみんなに人気があるものを否定しようとし過ぎるあまりに、逆にみんなに人気があるものをよく知っています。そのため「嫌よ嫌よも好きのうち」あつかいを周りにされてしまいます。

サブカル系は基本的に放っておけば治りますし、素直じゃないだけなのではた目から見ていて可愛らしいと感じることさえあります。

我は闇の末裔??最も後遺症の大きい「邪気眼系」

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最も数が少なく、最も後遺症が大きく、最も「イタい」King of Cyu2病!それが邪気眼系です。

~邪気眼系主な症例~
・目を怪我したわけでもないのに、眼帯を付けて登校する。
・すぐ幽霊や妖怪にとりつかれる
・空に向かって何か意味不明なことを呟く(例.「はじまったか…」「ふん…その手で来るか…」など)

邪気眼系は漫画やアニメなどの作品に影響を受け、「自分には特殊なチカラがある」と自分でキャラクター設定を行う特徴があります。

設定の中では「闇の波動」を使うことで衝撃波を撃てたり、「選ばれしもののみが持つチカラ」で見えないほどの超スピードで動けることになっています。

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もちろん、多くの場合そのチカラは妄想の産物です。「闇の波動」や「選ばれしもののみがもつチカラ」などが実際に確認された例はありません。

ちなみに、目を怪我したわけでもないのに眼帯を付けて登校する理由は、特殊な能力を持つ目を封印するためです。

多くの場合市販の眼帯しか買えないので、理論上その能力は一枚のガーゼと一枚の薄いプラスチックで封印できることになります。

邪気眼系はDQN系、サブカル系に比べて後遺症が非常に重い傾向にあります。

気づいた時にはもう遅い。周囲からは「イタいやつ」のレッテルを貼られてしまい、ことあるごとに「あのイタい奴な」と思いだされてしまいます。

邪気眼系はその強烈なインパクトも手伝い、自分自身も周囲の人間もそう簡単に忘れることはできません。

一度発症してしまったら、一生ネタにされてしまう覚悟をしなければなりません。

回復後も一生続く恥ずかしさまでひっくるめて、邪気眼系と言えます。

やりたくないのにやっている。それは大人の中二病です

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最近では大人の「中二病患者」をよく見かけます。オトナ病とでも呼ぶのが適当でしょう。

「やりたくないこともやるのが大人だ!!」

「つらい思いをしてこその大人だ!!」

などというセリフはまさに、実際以上に自分を強く見せ、やりたくないことをして、大人というキャラクターを作りあげる。典型的な中二病の症状です。

オトナ病は実生活において悩みやストレスの大きな原因となります。

中二病は時間の経過とともに治りますが、オトナ病は時間の経過では治りません。

オトナ病の特効薬は、自分の欲望に素直になることです。

「オトナはこうあるべきだ!」

という固定概念を捨てることができればオトナ病は簡単に完治するでしょう。

Byたきゅ佐々木

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