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タイの詐欺師は言葉巧みにあなたに近づきます~家で遊びませんか?

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タイのバンコクには、観光客を惑わすさまざまな危険があります。

以前に、悪徳トゥクトゥクドライバーによる詐欺被害を紹介しましたが、今回はイカサマカードゲームの詐欺被害について紹介します。タイの詐欺師は言葉巧みにあなたに近づいてきます。

「微笑みの国」というイメージからは程遠い厳しい法律

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微笑みの国という名と歓楽街が世界的に有名なため、タイという国にはどちらかと言えば、法律やルールが緩そうなイメージがあります。しかし、実際にはそのイメージは必ずしも正しいものではありません。

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中でもギャンブルに関しては、厳しい制約が敷かれ、法律上全面的に禁止されています。
その上、タイは敬虔な仏教徒が非常に多い国です。法律上、タイでは信教の自由が認められています。そのため、正確にはタイは仏教国と言えないかもしれません。

とは言え、人口の約94%が仏教徒であり、実質的な仏教国であると言えます。モラルとしても、ルールとしてもタイ仏教の教えは多くのタイ人に根付いています。そして、そのタイ仏教の戒律でもまた、厳格にギャンブルは禁止されているのです。

つまり、タイにおいてギャンブルには法律と宗教の二重縛りがあると言えます。例外として、競馬とムエタイ(タイのキックボクシング)の賭博は認められていますが、これらは伝統産業としての側面もあるため、一概に純粋なギャンブルとは言い難いです。

そのため、競馬とムエタイ以外の賭博行為は、タイ国内で行われることはほとんどないと言えます。もちろん、タイには表立ったカジノなども存在しません。
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身なりの良い男に流暢な日本語で話しかけられ…

タイの街を歩いていると、身なりの良い男に「日本語」で話しかけられることがあります。
それも、相当に流暢な日本語で…。

最初は「日本語を学んでいるから、日本人と話したい。」とか「日本の文化にすごい興味がある。」などと言って、お茶に誘ってきます。男はタイ人の中でもとりわけ綺麗な身なりをしていますし、態度もかなり紳士的であるため、一見信用のおける人物に見えます。

旅先で、現地人が流暢な日本語で話しかけてくることは、非常に珍しいものです。そのため、旅慣れた方でも見ず知らずの人間と警戒することなく話をしてしまう危険性があるのです。

そして、お茶をしてしまうと非常に厄介なことになります。非常に厄介なこと…それは、「とても楽しい時間を過ごさせられてしまう」ことです。皆さんもすでにお気づきでしょうが、この身なりの良いタイ人はれっきとした詐欺師です。

詐欺師の口がものすごくうまいのは、万国共通です。このタイ人の詐欺師も例外ではありません。聞き上手な上に、ウィットに富んださまざまな話題を提供することができるのです。

もちろん、褒めるのだって上手です。「日本は素晴らしい」とか「日本人の中でも、あなたは特に素晴らしい」など、日本人のツボを押さえた軽妙なトークでとても楽しいひと時を演出するのです。

こうなってしまうと、はっきり言って日本人はちょろいものです。警戒心が完全に解かれ、見ず知らずの人間を完全に信用してしまうのです。そして、詐欺師は日本人の警戒心が薄れたことを確認すると、次の行動に移ります。

「家で遊びませんか?特別に招待します。」
「家族が日本について知りたがっている。」
「せっかく友だちになったのだから、このままバイバイしたくない。」

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などと言って、自宅に来るように説得を始めるのです。多くの方はココで警戒心が再燃しますが、詐欺師の物腰はあくまで丁寧です。決して無理強いはしないで、自宅に来て欲しいという旨をアピールしてきます。

「まぁこの人なら大丈夫だろう。」と、思わせる巧妙なお願いテクニックを駆使してあの手この手で自宅まで日本人を誘い込みます。

詐欺師に連れられて行った先に待っている恐ろしい現実

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詐欺師の男に連れられて、男の自宅であるという民家に連れて行かれてから本格的な詐欺が始まります。家についてしばらくすると、男から「トランプをしよう!」といきなり提案されます。

その際、詐欺師はほぼ間違いなく「ブラックジャックをしましょう。」と誘ってきます。ブラックジャックは、カジノなどでよく行われるゲームでルールは非常に簡単です。

ルールを知らなくても、5分ほど見ただけである程度ルールを理解することができますし、たしかに説明を受ければ3分程度でゲームに参加することができるでしょう。今回のケースでは、男から簡単な説明をうけゲームがスタートします。

ゲームスタート直後の結果は、初心者でも上級者でもまったく同じです。めちゃくちゃに勝ってしまうのです!ブラックジャックは実力よりも運の要素が強いゲームのため、この勝ち続けに疑問を抱くことが非常に難しいのです。

あまりにも勝ち続けるため、非常に気分が良くなり、有頂天になってしまいます。有頂天になると平常時より判断力は鈍るものです。

「今日は運が良いからきっとすごく稼ぐことができます!僕の友人も呼んで一緒にブラックジャックをやりましょう!」

決め手はこの一言です。それ以前のブラックジャックはお金をかけずにただのゲームとして行われますが、これ以上は完全にギャンブルの様相で行われるのです。

男の友人たちは、呼び出しと同時に直ぐに集まり始めます。そして、すぐにゲームスタートするのです。そして、この友人たちも全員詐欺師集団なのです。

最初はこれまた面白いように勝ち続けることができます。一時的に多額の現金を手元に置くこともできますし、周囲から盛大な賞賛もうけます。途中から来た友人たちも場を盛り上げ、日本人を有頂天にして判断力を鈍らせるよう演出します。

しかし、いつの間にか負けが混み始めるようになります。早い段階で辞めようにも、「今日はすごいツイてたから、また絶対勝てるようになります。」などと言ってゲームをやめさせてくれません。

その上、まったく手持ちの現金がなくなっても、現金以外の貴金属類や貴重品さえも賭けの対象として扱われてしまい、席を立つことを許されません。何度ゲームをやめたい旨を話しても言葉巧みにやめさせてくれないのです。

最終的に、まったく勝てなくなり、手持ちの現金や貴重品をすべて奪われ、いわゆる「すってんてん」にされてしまいます。すってんてんにされて初めてゲームを抜けることを許され、帰宅を促されるのです。

どうして負けてしまったの?もちろんイカサマです

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ブラックジャックは、世界中の正式なカジノでのほとんどで行われているゲームです。正式なカジノゲームはすべて、勝ちの可能性のあるものでなくてはなりません。

しかし、今回のケースで勝てる可能性はまったくの0%です。詐欺師は何らかのイカサマを仕掛け、確実に勝てるゲームを作り上げています。そのため、これはギャンブルとすら言えない詐欺行為なのです。

タイではもともとギャンブルは非合法のものですし、宗教的にも良いものではありません。しかし、多くの日本人がギャンブル行為に走ってしまうのです。

タイでのギャンブル行為は絶対にNOというべきものと理解しましょう。もし騙されてタイ人の家に行ってしまっても、最終的な被害防ぐことができるでしょう。
言うまでもなく、最良は見ず知らずの外国人についていかないことなのですが…(笑)

By たきゅ佐々木

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