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上海がなぜ「魔都」と呼ばれるのか納得させられたトホホな詐欺被害体験

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ニーハオ。ご存知中国語の挨拶です。現在、中国ナンバーワンの大都会と言えばなんと言っても上海!人口2400万人をほこりアジアでも最大級の都市です。

そんな上海ですが、昔から呼ばれている、ある二つ目の名前があるのです。

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魔都と呼ばれる街…上海

19世紀の上海は外国人居住区も租界を有し、非常に国際色豊かな街でした。しかし、その頃から上海は魔都としての表情を見せ始めたのです。

当時は主に麻薬や警察官の汚職、外国人の悪行などが魔都たるゆえんだったのですが、現在では違う意味で魔都と呼ばれているのかもしれません。

「観光魔都」とでも言うべきでしょうか?現在の上海は訪れる観光客を襲うトラブルの多さ、種類はまさに魔都と言うべきものです。
今回はその対策と傾向について、レクチャーしていきます。
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上海ティーパーティーと呼ばれる詐欺集団にご注意!

上海の中心地である南京東路周辺で特に被害が報告されているのが、「上海ティーパーティー」と呼ばれる詐欺集団です。
この集団は一組だけではなく何組も存在していますが、その手口は基本的に一緒です。

南京東路周辺を歩いていると、20代4.5人程度の中国人集団に突然話しかけられることがあります。
彼らはにこやかに、かつ決して上手とは言えない日本語で「日本語に興味がある。あなたとお話がしたい」という旨をギリギリで聞き取れるくらいの感じで話しかけてきます。

うっかり話を聞いてしまうと、「今日は中国のお祭りだからあっちでお茶を飲もう。」と提案してきます。

そして、一緒にお茶を飲むと様々日本について聞いてきます。その度に非常に大きなリアクションをとるので、被害者側はとてもいい気分になります。その後、30分ほど一緒にお茶を飲んだ後に、「数千円から1万円程度」のお金を請求されます。

一見少額に見えるけれど実は…

一見少額に見えるこのお金ですが、中国の物価を思えば決して小額ではありません。しかも、お茶一杯の値段と考えれば詐欺だと一発でわかる値段です。しかし、にこやかに話しかけられ、お茶も楽しく飲んでしまったために非常に断りにくいのです。

7000円から1万円という日本人の払えなくはない額を提示するあたりに、強い計画性を感じます。中にはこの詐欺の被害にあったにも関わらず、詐欺に引っかかったということに気がつかない観光客までいます。

日本にいる限り7000円という額は対して高額ではないかもしれませんが、上海の平均月収が4万円程度といいますから、30分で7000円という額がどれほど大きいものか理解していただけるかと思います。

上海では、「お茶しませんか?」の一言を聞いても無視するか、NOとはっきり言うことがベターです。日本人は特に詐欺師に狙われやすいので、一人一人が注意することで、日本人全体の詐欺被害の縮小につながるのです。
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一日遊んでも、信用してはいけない

僕は、「彼」と上海のユースホステルで出会いました。当時僕は初心者バックパッカーで英語も下手でした。友達もできず、インターネットを駆使してなんとか今日の予定を立てて生活していました。

そんな時に「日本人?」と日本語で話しかけてきたのが、「劉」と名乗る中国人でした。日本語がしゃべれる人とあったのは数週間ぶりで、嬉しくて彼とたくさん話し合いました。

彼は特に人の話を聞くのが上手く、いつの間にか僕たちは友だちになりました。上海っ子だという彼の案内で、様々な観光地に案内してもらいました。その日は彼のおかげで、非常に楽しい時間を過ごすことができました。

夜も更け、ホテルに帰ろうとすると彼が突然「カラオケ」に行こう!と言い出すのです。もちろん朝から晩まで遊んでもらって上機嫌な僕は当然OK。しかし、これが悲劇の始まりでした。

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カラオケ店に入ってすぐ、彼は「ちょっとトイレにいってきます。」と言って席を立ちました。一人取り残された僕は、何を歌おうかな?と旧式のリモコンをとって曲を選んでいる最中でした。

「ニーハオ!!」

突然、部屋中に黄色い声がこだましたのです。中国人の女の子が数人部屋に飛び込んできました。もちろんそんなサービスは頼んでいませんし、聞いてもいません。

ここで、僕は直感的に「やられた!!」と思い「出ていけ!!」と大声で叫んでいました。すぐに部屋を出ようと思い、荷物をまとめていると時既に遅し。女の子たちの代わりに120キロはありそうな強面の男がカラオケルームの入口で僕を睨んでいました。

そう、僕はカラオケルームに監禁されたのです。

なんとか逃げることができたものの…

通訳を連れた彼は、「うちの女に暴言吐きやがったな?慰謝料として30万円日本円で払え」と叫びました。日本円で30万円なんて貧乏バックパッカーの僕に払える額ではありません。しかし、ものすごい迫力で大の大人が泣きそうになってしまうほどでした。

しかし、そこはなんとか気を強く保ちました。「そんな金はないし、僕は騙されただけだ!!」という旨を男に叫び返しましたが、もちろん聞く耳を持ちません。30万円払え!!嫌だ!!の押し問答が続きました。

その時、いつの間にかその男が非常に深く椅子に腰掛けていることに気がつきました。120キロはゆうにありそうな巨体です。どうにも素早く動けそうにはありません。ここは勝負!!僕は突如立ち上がって、ドアに向かって走り出しました。

ローテーブルを飛び越えてドアまでのたった3メートルの距離をダッシュしました。僕の予想通り、彼は素早く動くことができません。彼が立ち上がる間に、僕は部屋からの脱出に成功したのです。部屋を出て、そのまま店の外へ走り出てなんとか事なきを得ました。

しかし、この行動も決して褒められたものではありません。もし彼が拳銃を持っていたら僕は殺されていたでしょう。パニックになりすぎて軽率な行動をとってしまいました。

元はといえば、中国人の友人だと思っていた男に騙されてこのカラオケに来ることにもなりました。半日遊んだだけで、その人を信用しきることなんてまずありえません。しかし、旅行という特殊な状況では相手を信じきってしまうこともあるのです。

旅行中は常に警戒心を持ち続けることが危険回避につながります。
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それでもやっぱり上海は魅力的な街

魔都などと紹介しましたが、上海は普通に観光するぶんには非常に面白い都市です。夜景などはとても面白いですし、博物館や庭園など観光物資が非常に豊富です。物価は安く、おいしい食べ物もかなり安く食べられます。特に、上海の小龍包はとても美味しいです。

しかし、魅力的な街である一方、危険もはらんでいることも事実です。今回あげた2例は本当にポピュラーな詐欺被害です。上海では常に日本人観光客は詐欺師や悪人に狙われているといっても過言では無いでしょう。

そのため上海を旅行するときは細心の注意を払って、あまり無理はせずに楽しむことが重要となります。

楽しい旅行をいい思い出だけにするためにも、危険に自ら近づくような真似はしないようにしましょう。
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