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ブラック企業での地獄の日々を赤裸々告白~1ヶ月も家に帰れない

落ち込むビジネスマン

ここ数年、厳しい条件の中での労働を強いられるブラック企業についてクローズアップされることが多くなってきました。

筆者が大学卒業後、就職したのはそんなブラックな企業でした。当時は超就職氷河期でしたので、簡単に転職することもできず、文字通り地獄のような日々を送ることになりました。

わずか数年で、精神的にも肉体的にもボロボロになってしまい、自己都合による退職を余儀なくされてしまいました。

ここではそんなブラック企業の内情の一部を告白したいと思います。

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残業手当はつかないけど、終わるまで帰らないでね

入社初日からいきなりブラックな一面を見せつけられてしまいました。いきなり何の説明も研修もないまま、筆者が任せられた仕事は、取引先から送られてきた資料の整理でした。

「今日中にやっといてね。」

単純な作業ではありましたが、気が遠くなってしまうような量でした。とても一日で終えることができるとは思えません。

それでも懸命に作業を続けました。ですが終業時間になっても半分も終わりません。初日から残業か、と思っていると上司がやってきてこう言いました。

「残業手当はつかないけど、終わるまで帰らないでね。一応、時間だからタイムカードだけ通しておいて。」

周囲を見てみると、みんな当たり前のようにタイムカードを通しています。ですが、帰り支度をする人は一人もいませんでした。平然とデスクに戻って仕事を続けています。筆者も仕方なく周囲に従ってタイムカードを通しました。

結局、その作業を終えたのは終業時間を5時間も過ぎた午後11時過ぎでした。そこで筆者は帰宅することを許されましたが、まだほぼ全員が仕事を続けていました。

今は忙しい時期だからなんだろう…自分にそう言い聞かせながら会社を出たのを覚えています。

社用車は一台あるけど、自分の車で行ってね

ある程度仕事に慣れてくると、突然一人での営業を命じられました。右も左もよくわからない状況で筆者が任せられたのは会社から約100キロも離れた地域でした。

「社用車はあるけど、君は自分の車で行ってね。」

マイカー通勤をしていた筆者は自分の車で100キロも離れたところまで毎日営業へ行くことを命じられたのです。

さすがにガソリン代は支給されますが、高速代などは自腹です。また、営業車としても使用することになりますので、自動車保険の内容も変更しなければなりませんでした。

当然、保険料は跳ね上がります。この保険料も当然自腹です。

毎日往復200キロの距離を走るわけですから、就職のお祝いとして両親が買ってくれた新車はあっという間に走行距離10万キロを超えてしまいました。

オイル交換をはじめとするメンテナンスやタイヤなどの消耗パーツの交換費用もバカになりませんでした。

一か月も家に帰ることができない日々

ビジネスマン 寝る
普段から日付が変わっても帰ることができませんでしたが、年度末ともなれば、家に帰ることすらできなくなってしまいます。

昼間は100キロも離れた担当エリアへ行き、くたくたになって帰ってくると大量の事務処理が待っています。これを終えなければ翌日の営業に出ることができませんので、帰宅することは許されません。

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さまざまな雑務が重なる年度末ともなれば、事務処理の量も倍以上に膨れ上がってしまいます。こうなると家に帰っている暇はありません。

徹夜でパソコンへ向かい、朝から車にのって営業へ、という日々が丸一か月も続くことがありました。

ある日筆者の心と体に訪れた不調

倒れるサラリーマン
こんな仕事ですので、突然姿を消してしまう同僚も少なくありませんでした。昨日まで隣の席で仕事をしていた同僚がある日から突然出社してこなくなる、なんてことにはもう慣れてしまいました。

中には営業に出て行ったまま帰ってこないということもありました。

誰もがそれほどまでに追い詰められた状態になっていました。そんな環境の中で数年間働き続け、筆者の心や体にも不調が起こってしまいました。

車の運転中などに突然涙が止まらなくなってしまうことが多くなりました。別に悲しいわけでもないのに、ただ涙がひたすら出てくるのです。

涙が出ている意識もなく、気付いたらワイシャツが涙でびしょ濡れになっていることもありました。

それからすぐに消化器官に異常が起こりました。食事をする度に吐き気がするようになり、食べたものをすべてもどしてしまうようになってしまいました。

なんとか市販の胃薬などで吐き気を抑えても、今度は下痢をしてしまいます。おかげで常にエネルギー不足の状態となってしまい、仕事をするペースも遅くなってしまいます。

そうなれば、当然帰宅時間はますます遅くなり、満足に睡眠をとることさえできなくなってしまいました。

マンションのベランダから身を乗り出し….

そんな状態が数ヶ月続いたある日の深夜、帰宅すると同時に私は窓から身を投げようとしていました。

マンションのベランダから身を乗り出したところで我に返り、恐怖のあまり震えと涙が止まりませんでした。

その翌日から一度も出社せず、社員証や会社の鍵などはすべて郵送で返却しました。

まさに、今まで生きてきた中で最悪の数年間でした。学生時代は過労死のニュースなどを聞いて、どうしてそうなるまで働いてしまうんだろう、と不思議に思っていました。

あまりにもひどい環境で働き続けていると次第に感覚がマヒしてしまいます。そして、命を落とすまで働いてしまうことになります。

あなたも、ブラック企業にはご注意を。ブラックだな、と思ったらその時点で辞めてしまう勇気も必要です。

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