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プログラマとシステムエンジニアはなぜ犬猿の仲なの?

2014.02.10

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現代では多くの企業に専用のシステムが組み込まれ、経営とテクノロジーの融合を実現しています。

それまでの企業の組織要素であった「人」、「物」、そして「金」に「テクノロジー」が加わり、機械設備や伝票帳票、マニュアルなどをソフトウエアとして組み込むことで業務システムも大きく変化してきました。

システムを作るにはまずクライアントとシステムエンジニアの打ち合わせから入り、システム会社はその会社の求めていることをヒアリングして形にできるように設計書を作ります。

これに従ってプログラムを作成するのがプログラマですが、多くの場合、ここでシステムエンジニアとプログラマの間で熾烈な戦いが繰り広げられるのです。

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タイトなスケジュールで予算はちょっぴり

私は何度もこのクライアントとのヒアリングに参加したことがありますが、まあどの世界であってもお客様というのは無理なことを言うものです。

自社にシステム部門を持っているような大企業はともかく、今まで何十年もマニュアルでやってきた中小企業のお偉いさんの中にはシステムとは何か魔法のようなもので、自分が思ったとおりの事を叶えてくれるものだと信じている人もたくさんいます。

しかしそのような無理な注文をするクライアントに限ってスケジュールがタイトで予算はちょっぴり。

慢性的なプログラマ不足で悩むシステム会社は当然全て応えることができないのですが、システム会社側もビジネスですから、無理なスケジュールを組んで案件を通してしまうこともあるんですね。

実働部隊からの抗議「こんなスケジュールでできるわけない!」

これでたまったもんじゃないよ!と怒るのが実際にプログラムを作成するプログラマ陣。「こんなスケジュールでできるわけないじゃないか!」と怒りをあらわにし、複雑で無茶苦茶な注文に頭を抱えてシステムエンジニアに抗議することも珍しくありません。

また新規プログラムの作成であればまだいいほうで、時にはプログラムの改修や追加機能をつける案件のときには一からプログラムを読んでいかなければいけませんので、「こんなプログラムを書いたのは誰だ!」「こんな案件をたった2週間でやるなんてあいつ(システムエンジニア)は何を考えているんだ!」と非難ごうごうなんですよね。

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