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あなたも人気作家!いまネットで「300文字小説」がとても熱い

2013.12.31

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タブレットで書く

ネット上には人気の投稿コーナーがいくつかあります。

投稿者のなにげない発言に、みんなが寄ってたかって辛口のコメントをする「発言小町」(YOMIURI ONLINE)。2ちゃんねるとは違う面白さがあります。

世界で一番短い小説「300文字小説」(東京新聞/中日新聞)。こちらは、たった300字で誰もが気軽に小説家気分を味わえる人気コーナーです。

職業も年齢もさまざまな読者が、自分の応募作品が掲載されることを夢見て「300文字小説」を書いています。毎週日曜日に入選作品が3点発表されます。

過去の入選作品を読むこともできます。過去6ヶ月間に入選した作品のなかから最優秀賞、優秀賞が選ばれます。

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いま私WEBライターを生業としておりますが、数年前に「300文字小説」優秀賞受賞の経験があります。

そのときの感動が忘れられず、いまだにこの「300文字小説」にちょくちょく投稿しています。まだ2度目がないのですが……。

「300文字小説」を書くことは、WEBライターにとってはちょとした息抜きになるかもしれません。それと同時に、記事を書くトレーニングにもなります。

文字数の制約はWEBライターにとって日常茶飯事

原稿用紙と筆記用具
真っ白なパソコンの画面を見つめても何も浮かんでこない。そんなのは許されません。(笑)なんでもよいので何かストーリーを書いてみると、すぐに400、500文字になってしまいます。

元の文章を削りに削って300文字以内にする作業。実はこれWEBライターにとって、とてもよい訓練です。

規定の文字数を条件として、ある言い回しを何通りもある候補の中から選び直す。不要なところをばっさりと削る。削り過ぎてはまた書き足すといった一連の作業はライターなら誰もが常に行なっている作業だからです。

ある程度満足がいくものが書けたら、公式サイトの投稿フォームから応募します。その際の注意点を述べます。

一日二日寝かせてから投稿しよう

よくやってしまうのが、送信ボタンを押した後に、誤字脱字に気が付くことです。あるいは、ここをこうすれば良かった、ああすれば良かったと送信した後に気が付くこともよくあります。

この失敗を避けるには、できてすぐに送らないこと。翌日か翌々日に見直してみることです。できれば、本をよく読む人に見てもらいます。ついでに感想も聞いてみましょう。

あと、これはちょっとしたテクニックなのですが、別のソフトで表示してみるのも手です。エディタで作成したテキストを、ワードに貼り付けてから再読してみる。

使い慣れたソフトでは気付かなかった誤字脱字、文法間違い、ミスタイプが見つかります。

ありがちなパターンでいくか、あえてそれを避けるか

作業中に一休み
芥川賞でも直木賞でもそうですが、選んでいる人がいます。どんな賞でも最終的には選者の好みが優先しますので、どうしてもある種の傾向が現れます。

したがって、過去の入選作品を分析することによって、入選しやすいテーマが見えてきます。あなたがそのテーマで書いてみたいかどうかは別にして……。

以下は、過去の入選作のパターンです。おそらくたいていの応募作がこれらのうちのどれかにあてはまってしまいます。

逆にこれらの類型に当てはまらない作品のほうが選者の目に新鮮に映って、入選しやすいともいえます。

昔話や童話のパロディ……誰でも知っている話をひとひねり

これは多いです。よく入選しています。なんだ、あの童話か!と思わせておいて、ちょっとひねりが入っています。ラストでなるほど!と思わせるオチがあれば完璧です。

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擬人化……使い古された手法だが掲載率が高い

一人称で語られるストーリー。その話に引き込まれているうちに話者が実はイヌだったり、ネコだったり、カブトムシだったりします。

虫に言語能力があるものか!とツッコミを入れる人は、小説を楽しむ資質がありません。慣れてくると最初の一行目から、また擬人化かよ!と見破ることができます。

やはり、より多くの人々に好感を持たれるためには小動物を登場させるに限ります。小動物ネタを極めるのもいいかもしれません。

SFネタ……選者の好みが影響?

星新一によって確立されたショートショートという世界がありますが、300文字となるとさらに短くなります。

人気のジャンルだけにネタは出尽くしています。開き直って、無難に「発明好きの博士と助手の掛け合い」や「タイムマシン」などの定番ネタでせめるのもよいでしょう。

日常の自然に目を向ける……もっとも無難な自然ネタ

高齢者が得意とするテーマです。やはり四季折々のささやかな自然の変化に感動するにはある程度の人生経験が必要です。

季節感という意味では、掲載時期との関係も外せません。春なら入学、夏なら昆虫採集、秋なら紅葉、冬ならコタツ。何せ新聞ですので季節性の濃いテーマが求められます。

間違っても、真冬に海水浴ネタを投稿しないように。ずれると半年後、一年後のネタになってしまいます。応募から約2ヶ月先の掲載時期を見越して、季節を先取りして投稿するのがコツです。

時事ネタ……社会問題を風刺する

これも新聞が好むテーマです。世間を騒がせた出来事をチクリと風刺することが三度の飯よりも好きな人はぜひお願いします。

家庭内の風景……日曜版にマッチ

読んでいるのは日曜日です。平和な家庭内の風景に勝るものはありません。そこを逆手にとって、ラストの一行でどんでん返しをしたブラックジョークネタが過去にありました。

人もうらやむ幸せな家庭のぬくもり。それに容赦なく冷や水を浴びせるオチ。やられたと思いました。くやしいほどによい作品でした。

アイデアを作品にする……「300文字小説」の醍醐味

それは突然浮かびます。四六時中「300文字小説」のことを考えていると、オチのシーンがパッと浮かぶのです。あとは、そこにたどり着くまでの前フリを作るだけ。

ひらめきを300字で表現するという楽しさがそこにあります。きっと、俳句や短歌を作る人もそんな体験をしているのだと思います。

お風呂にもメモ用紙を持ち込むくらいの意気込みが大切です。その場でメモしないと屁のように消えてしまいます。さあ、だいたい要領はつかめたところで、2、3本書いて投稿してみましょうか。

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コメント

    • ポエミン
    • 2014年 4月 19日

    300文字小説面白いですよね。先週の女子力と桃太郎の話良かったですよね

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