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統合失調症の治療において最も大切な途中であきらめないということ

kazoku

かつては統合失調症は不治の病であるかのように思われていました。

しかし、現在では薬物療法をはじめとしてさまざまな治療方法が開発されています。

もちろん、難病ですから症状がおさまるまでには、ある程度の期間は必要だと言うことを覚悟しておかねばなりません。

しかし、決して絶望してはいけません。一向に症状が良くならないからと、途中で治療をやめてしまう方も少なくない状況なのです。

治療を続けさえすれば、きっと良い方向へ向かっていきます。逆に、途中で治療を中断してしまうと十分に回復できない可能性も高まります。

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あきらめず続けることが大切

研究データによると治療を行っていない期間が長ければながいほど、回復が遅くなり、その回復の度合いも弱くなっていくということが明らかとなっています。

治る病気となった統合失調症ですが、最終的な回復を目指していくためにはできるだけ早く治療を開始して、中断せずに継続していくことが大切となります。継続していくことは決して簡単なことではありません。

そもそも本人に病気であるという自覚がない場合には、モチベーションが存在しないのですから長続きしない傾向があります。

薬の副作用がつらいこともあるでしょうし、精神科に通っていることに対する社会の目が気になることもあるかもしれません。

このように様々な困難がありますが、それにくじけてしまうと更につらい未来しか待っていない。このことをしっかり意識して、あきらめずに治療を続けていきましょう。

症状を抑えていくことが基本

残念ながら統合失調症には「治癒」という概念は存在していません。病気自体がすっかり消失してしまうような特効薬や治療方法はいまだに発見されていないのです。

ですから、とりあえずは症状を消していくことが治療の目的となってきます。

もちろん最終的には、症状を抑えるだけではなく生活機能をできる限り発症前に戻して、社会生活ができるようにしていくこと(「回復」)が目的となります。

症状を抑えていくためには、病院に通って治療を続けなければなりません。治療をやらない時間が長ければ長いほど、症状は重くなってしまう傾向にあるようです。

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「なんだ症状を抑えることしかできないのか」と思い、治療をやめる。これだけは絶対に避けるようにしたいものです。

半数以上の方が自宅で療養している

統合失調症と言いますと、どうしても強制入院というイメージが強いかもしれません。しかし、治療の基本となるのは通院による治療。半数以上の方が、自宅で治療を続けているのです。

近頃では症状をおさえるための薬も開発されていますから、これを服用して症状を抑えていくこととなります。これに加えて実施されるのが心裡社会的療法と呼ばれるもの。

低下してしまった機能をできるだけ回復させるために「心のリハビリ」を行っていくわけです。薬だけでは症状を抑えるしかできませんので、この治療は非常に重要な意味を持ってきます。

近頃では、新しい薬やリハビリ法なども登場しており、さらに効果があがることが期待されています。

治療は医療側にお任せではダメ

統合失調症の治療と言いますと、病院に入院することを真っ先に思い浮かべるかもしれません。

たしかに、医療サイドは患者の状態を判断しながら入院・通院・薬の種類などさまざまな方針を打ち立てていきます。

マンツーマンでの治療なのか、複数人の同じ症状の方と集団で治療していくのか、このような方針も医師が決定します。

では家族は何も決断しなくても良いのでしょうか。決してそうではありません。統合失調症は家族によるサポートが不可欠な病気。医療側にすべて任せるのは不適当なのです。

家族の決断が必要な時とは

ではどのような場面で、家族が決断・選択をしなければならないのでしょうか。病院や医師が信用できない場合などです。

統合失調症では、ラポール(信頼関係)が何より大切となってきます。医師と患者さん本人、または医師と家族が信頼しあえないような状況では、症状の改善はあまり期待できないかもしれません。

近頃ではセカンドオピニオンという言葉もかなり一般的なものとなってきました。素人であっても、医師の判断を疑い別の医師に相談をする。このようなことが一般的になってきているのです。

特に統合失調症では、治療期間が最低でも5年はかかると言われています。一度安定したあとも、10年以上にわたり再発のリスクと闘わねばなりません。

長期戦なのですから、医師・病院のセレクトは相当重要な問題となります。セカンドオピニオンを検討したり、転院を検討したり・・・これは家族が決断しなければならない重要な事項です。

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