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カフェの紙カップの歴史とうんちく~元々は伝染病防止のためだった?

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model_kamicup2日本人の生活にも完全に定着した、スターバックス・タリーズなどのコーヒーチェーン。

これらのカフェで出される紙カップにはどのような歴史があるのでしょうか。

この記事ではその歴史や構造などを紹介します。

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アメリカで、伝染病防止のために始まった

紙コップはもともと、20世紀はじめのアメリカで伝染病防止のために導入されました。

軍隊や役所はもちろん、市民の日常生活にも浸透しており、これによりアメリカでの伝染病の流行は、大きく抑えられました。

そうして紙コップが定着すると、それを製造するメーカーも潤い、新技術を開発したり、デザインを工夫したりする余裕も生まれます。

また、市民の間でも紙コップを使うことに抵抗がなくなり、カフェなどで出されても自然に受け入れることができます。

こうして、「カフェ(コーヒーショップ)の紙カップ」が誕生したのです。

厚紙のカップが登場したのは、1990年頃

今のカフェの紙カップは、ご存知の通り「厚紙カップ」です。

スターバックスでもタリーズでもどこでもそうですね。

カフェの紙カップが厚紙である理由は、

1)コーヒーが冷めないようにする
2)高級感を出す

というものです。これは言うまでもないですね。


カップの構造

当たり前ですが、「厚紙」と言っても本当に「紙」を使っているわけではありません。

中身は紙ですが、外側はポリエチレン加工がされています。

この外側のポリエチレンを「発泡させて」断熱性を高めたのが今主流となっている「断熱カップ」です。

この技術は日本で開発されたもので、今では世界に広まっています。

(日本で最初に開発された理由は技術力の高さもありますが、カップ麺が最初に開発されるなど、「温かいものをカップに入れて食べる」という習慣がコーヒー以外のところでもあった、ということもあるかと思います)


各店のカップの手触りが違う理由

これも上の「発泡加工」に理由があります。

ここで使う技術は、カップを製造する会社によって違うので、それぞれ手触りが違います。

割とツルツルしたものもあれば、ザラザラしたものもあります。

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といっても、あくまで「カップの製造会社」によって違うもので、カフェによって異なるわけではありません。

たとえばカフェのA社とB社が同じカップ製造会社からカップを仕入れていたら、手触りは同じになるわけです。

(もっとも、スターバックスレベルの世界的大企業になると、カップの製造工場も直営かも知れませんが…)

中身によって使い分けることがおいしさの秘訣

最近のカフェの紙カップは、かなりの進化を遂げています。

たとえばカフェラテやカプチーノなどのミルクフォームを楽しむタイプのコーヒー用のものがそれです。

これらのコーヒーは「先にフォームだけ飲む→あとはただのコーヒー」という飲み方では全然美味しくありません。

(私は慣れるまでずっとこういう飲み方でしたが。笑)

紙カップでもこれらの「フォーム系」のコーヒーを美味しく楽しめるよう、それ用に工夫されたカップも登場しています。

また、これは使ったことがある方も多いかも知れませんが「フタをしたまま飲める」というものも多くあります。

テイクアウトのコーヒーを長時間歩きながら飲んでも冷めないようにするためです。


アイスコーヒーの場合はあえて透明に

個人経営の喫茶店ではなく、スターバックス・ドトールなどのコーヒーチェーンの場合、アイスコーヒーは店内でも透明のアクリルカップで出ます。

(これは知っている方が多いでしょう)

この理由はもちろん「その方が清涼感がある」からです。

冷たいカップに水滴がたくさんついている方が、マグカップより当然冷えていて美味しそうに見えます。

(個人経営の喫茶店の場合はガラスを使うわけですが、これをチェーン店でやったら当然コストと手間がかかってしまいます)

オリジナルカップは、5万個から製造可能

アメリカの業者に頼む場合、オリジナル紙カップの製造は、5万個から可能となっています。

この「最小ロット」は、日本の業者の場合9万個~12万個でスタートとなっており、アメリカの業者の方が少数印刷にも対応しているという、意外な現状が見て取れます。

(もちろん、何かのイベント用などで、規模がもっと桁違いで小さいものであれば、日本の業者も少数でも対応しているでしょう。ただ、それはカフェの経営用ではないので、コストがものすごく高くなります)


以上、カフェの紙カップの歴史や構造について紹介しました。

ドトール・タリーズ・プロントなど、日頃愛用しているカフェがある方も、そこの紙カップを手にした時、このような豆知識を思い出していただけたらと思います。

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