赤ちゃんのアレルギーの症状とその原因について知ろう
主な症状としては、肌のカサカサやカユカユなのですが、赤ちゃんのアレルギーは症状が悪化したり長引くこともあるので注意が必要です。
お母さんの母乳で発症することもあります
食物アレルギーとは、特定の食べ物を食べたり飲んだりすることで起こる反応なのですが、赤ちゃんの場合には、乳児のアトピー性皮膚炎として症状があらわれるれることが多いようです。
生後2ヶ月くらいから、顔や頭、首などに強い痒みを伴う湿疹があらわれてきて、そのかゆさのあまり、夜泣きが続くこともあります。
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さらには、肌がカサカサになったりぼつぼつが出てきたりします。
このような症状が2ヶ月以上も続く場合には、赤ちゃんが発症してしまった可能性が高いのです。
主な原因として考えられているのは、母親が食べた卵です。
これが母乳の中に分泌されて、それを飲んだ赤ちゃんが含まれている微量の卵由来の成分に反応してしまい、アレルギー反応を起こすのではないかと言われています。
発症の原因となる食べ物として、卵以外に多く見られるのは、乳製品や小麦です。
1歳児ではさらにイクラなどの魚の卵や、魚類によっても発症しやすくなるので注意が必要です。
赤ちゃんの身体が成長するに伴って、消化器官や腸粘膜の機能も発達するので、食物アレルギーの原因となった食べ物も次第に食べられるようになることが多いと言われています。
しかし、中にはそのまま放置しておくと、症状が悪化したり、完治しにくくなるケースもあるようですので、一概には言えません。
重症の場合には、アナフィラキシーショックにより呼吸困難に陥るケースもありますので、安易に考えすぎるのもよくないでしょう。
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医師と相談しながら正しい食物除去を
赤ちゃんをアレルギーから守るためには、その原因となった食べ物を食べさせないことで症状を改善することができます。
これを食物除去と言います。
しかし根拠のない食物除去は、赤ちゃんの栄養不足を招いてしまい、成長障害になることにもなります。
そのため、できるだけ早い段階で医師の診断のもとに適切な治療を行うことがとが大切です。
適切な食物除去を早期に開始することで、赤ちゃんの症状は徐々に軽くなり、その結果として原因となった食べ物を早い段階で食べられるようにもなります。
赤ちゃんの食物アレルギーを改善するためには、まず医師の正しい診断が必要で、その上で赤ちゃんの健やかな発育を考慮した正しい食物除去を行うことが大切です。
また、赤ちゃんは言葉をしゃべることが出来ませんので、何かを食べたあとで少しで異常を感じたら、そのことをお母さんが敏感に感じ取ってあげなければいけません。
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