金属アレルギーの症状〜ピアスが原因の8割です
ファッションアイテムとして欠かすことの出来ないピアスですが、実は金属アレルギーの症状が出る時の原因のおよそ8割を占めているのが、このピアスです。
金属アレルギーには、大きく分けて2種類あり、その症状などをここで詳しくご紹介します。
アクセサリーなどを身につける機会の多い40代くらいの女性が、金属アレルギーの大半を占めると言われています。
重症化するとカギや小銭にも触れることができないケースもあるようなので、日頃から気をつけたいものです。
症状は2種類に分けられます
金属アレルギーの症状には、大きく分けて2種類があるのです.
一つ目は金属接触アレルギーというものです。
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これはその名の通り、金属が直に皮膚や体液に触れることで症状を起こすもので、主にかぶれの症状が起こります。
金属は皮膚や体液に触れることで溶け出しイオン化します。
それが身体の中に侵入して、再び同じ部位に金属が触れると、発疹やかぶれ、水疱や痒みなどの症状を引き起こすことになるのです。
慢性化してしまうと、完治するのがとても難しくなるので、このような症状が現れた場合には、早めの対処が必要です。
二つ目は、全身型金属アレルギーというもので、これは歯科金属や食品、または内服薬などに含まれている金属が原因となります。
これらに含まれている金属が身体の中に侵入することで、アレルギー症状を引き起こします。
腸や口の粘膜から吸収された金属は、汗として皮膚から分泌されると同時に、症状が現れてきます。
金属接触アレルギーと違うのは、全身から汗が出てくると同時に症状が現れることです。手の平や足底などに多く見られます。
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予防と対策はどうすればいいのか?
金属アレルギーの特徴として、一度でも症状が現れると大抵はその体質が変わることはありません。
ですので出来るだけ発症しないように、しっかりと日頃からしっかりと予防することが重要になります。
ピアスなどをつけるときには、できるだけ肌にやさしい素材のものを選ぶことや、金属アレルギーを起こしやすいニッケルなどの製品は避けた方が良いでしょう。
ニッケルは加工しやすい金属なので、お手頃な値段のアクセサリーに多く使用されている素材です。
ニッケルはピアスを始めとするアクセサリーや、ブラジャーの金属などにも多く使用されています。
これらは毎日の生活の中で長い時間、肌に触れている状態です。
長時間肌に触れているということは、すなわち金属アレルギーの要因となるということです。
また汗を大量にかくときには、出来るだけピアスなどのアクセサリーを付けないようにすることも大切です。
汗をたくさんかく夏場は特に金属に触れないように心掛けるようにしましょう。
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