米アレルギーの原因はいったい何か〜発症時の症状とは?
三大アレルギー原因と言われている卵や牛乳、小麦ほどではないものの、主食であるお米が食べられなくなるということで、精神的にもとても負担が大きくなるものです。
ここでは、この米アレルギーについて説明してみたいと思います。
ササニシキは発症しにくくコシヒカリは発症しやすい?
これまで米アレルギーの存在すら知らなかった人も多いかも知れませんが、実は最近になって発症する人が増えているのです。
食物アレルギーは、食品に含まれているたんぱく質に反応して症状を引き起こすのが特徴です。
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炭水化物の多いお米ですが、お米にもたんぱく質が含まれているので、これがアレルゲンとなるのです。
これまでも古代から日本人がずっと食べ続けてきたお米です。そのお米が食べられない日本人が増えてきている理由は何なのでしょうか。
主な原因として考えられているのは、お米の中の残留農薬や、お米に美味しさを求めるための度重なる品種改良があるとされています。
さらに欧米化された食生活によって、日本人の腸内環境が変化したことなども要因の一つとされていますが、はっきりとした原因いまのところ分かっていません。
また米アレルギーにもいくつかのタイプがあり、特定のでんぷん質がアレルゲンとなっているケースもあります。
ササニシキなどのうるち系の品種であれば、発症しにくいことが分かっていますが、これも個人差があるので一概には言えません。
ササニシキとは逆にもちもちとした食感が特徴のコシヒカリなどのモチ系のお米は、改良品種が繰り返されたことで発症しやすいと言われています。
このような品種改良されたお米は本来の品種とかけ離れたものになってしまい、日本人の体質には合わなくなっている可能性があります。
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日本人の主食が食べられなくなる悲劇を避けるために
お米は日本人にとってはソウルフードとも言える、とても大切な食品です。
主食であるご飯を制限しなければいけないのは、食生活の上で大きな負担となります。
米アレルギーを発症するのは困ると日本人であれば、誰もが思うことでしょう。
そうならないために、以下のような食べ方をすれば、回避できる可能性が高くなるかも知れません。
ますは無農薬のお米を食べるようにしましょう。そしてお米は食べる前にしっかりと洗うことが大切です。
そして、コシヒカリなどのモチ系よりもササニシキなどのうるおい系のお米を選ぶようにするといいでしょう。
また砂糖にも注意が必要で、イネ科の砂糖である上白糖やグラニュー糖で発症することもあるので、なるべくさとう大根から作られているてんさい糖を利用するようにしましょう。
そしてお米から作られた加工品である米酢や米みそ、清酒などもなるべく控えるようにしましょう
どうしても米アレルギーになりたくない人は、このような対策をすることでかなりリスクを回避できると思います。
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