猫好きの人が気になる猫アレルギーの症状と原因
基本的に風邪とよく似た鼻水やくしゃみなどの症状を発症することが多いです。
しかし、風邪と違ってこれらの症状が自然に治る、ということはありません。
猫を飼っていて、このような状態が長引くときは、猫アレルギーを疑ってみる必要があるでしょう。
猫を飼っている人やこれから飼いたいと思っている人は、十分に注意をしましょう。
風邪の症状と見分けがつかないこともあります
猫と接触することで、アレルゲンとなる物質が身体のなかに侵入し、それが引き金となって発症します。
主にヒスタミンと呼ばれる体内の化学物質が反応することで起こる猫アレルギーは、風邪の症状とも良く似ています。
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鼻水やくしゃみ、鼻づまり、咳やのどの痛みなど、まるで風邪をひいたときにそっくりです。
また、典型的な症状が目の周りあらわれることも多いようです。
目の痒みや充血、涙や目の腫れなどが起こったりします。
その他、皮膚のアレルギー症状や、花粉症に似た症状、喘息のような咳込みが起こることもあります。
▲猫アレルギーの原因と対策
とっても小さい5つのアレルゲン
身体のなかに侵入してきた異物を排除しようという働きが人間には備わっていますが、このとき自分の免疫が頑張りすぎてしまうことで逆に体調が悪化することになります。
そしてアレルギーを引き起こす異物のことをアレルゲンといいますが、猫のアレルゲンが原因となって発症するわけです。
同じ猫から発せられるアレルゲンでも、人によってそれが異物になったりならなかったりします。
これはそれぞれの体質に個人差があるからと言われています。
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猫アレルギーを引き起こすアレルゲンには5種類あります。
セクレトグロビン、アルブミン、シスタチン、リポカリン、免疫グロブリンの5つです。
これらの猫が原因となるアレルゲンは非常に分子が小さいのが特徴で、花粉やホコリの10分の1ほどの大きさです。
ですから、さまざまな場所に飛び散りやすく、猫を飼っていない家でも猫アレルゲンが発見されることもよくあるようです。
猫の場合は、アレルゲンが非常に小さいですから、空気中に舞い散ると、数カ月から数年もの長期間、部屋に留まることも珍しくないと言われています。
どのように予防すればいいのか?
この猫アレルギーの予防法としては、アレルゲンとの接触をできるだけ避けるということに尽きます。
アレルゲンの温床となるのは、マットレスやクッション、布団などで、布製のぬいぐるみにも注意が必要です。
これらをこまめに洗濯したり交換することや、空気清浄機を利用することで、猫が原因のアレルゲンを出来るだけ除去するようにします。
また、猫に触った後にはしっかりと手洗いすることも効果があります。
また、週に2回は猫のシャンプーをすることやこまめなブラッシングも予防には効果があります。
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