そばアレルギーの原因と具体的な症状について確認してみよう
実はそばアレルギーも日本人にとても多く見られます。
少しの量を食べただけでも症状を引き起こしてしまうのがアレルギーの特徴で、中にはショック症状も出ることがあるので気をつけるようにしましょう。
そばアレルギーとは、何が原因で具体的にどのような症状があらわれるのでしょうか?
食べて15分後に発症するケースも
そばアレルギーは、そばを食べた直後の15分後くらいから数時間で体に反応がでてきます。
たんぱく質やミネラル、ビタミンが豊富で身体にも良い食品として知られるそばですが、このそばを異物として身体が排除しようとするのが原因です。
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そばアレルギーは、人によってさまざまな反応があらわれます。
口の周りが腫れたり、赤い発疹が出来たりすることもありますし、のどの痒みやイガイガがあったり、皮膚の痒みやじんましんを起こすこともあります。
また咳や喘息を引き起こしたり、重度になると嘔吐や下痢、アナフィラキシーショックを起こすこともあります。
そばアレルギーは重症になるケースもあるのでかなり注意が必要で、アナフィラキシーショックを起こした場合には、命に関わることがあるので事前にチェックをすることが大切です。
そばが原因になる理由と対策
そばアレルギーの原因となるものは、そばの中に含まれているたんぱく質です。
そばそのものが原因ですので、単純に食べなければ予防することができるのですが、話しはそう簡単ではありません。
実は、そばではないものにもそばが含まれているケースもあります。
そばに含まれているたんぱく質は熱にとても強いという特徴があるので、ゆで汁の中にもそのまま残っています。
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ですからうどん屋さんなどで、そばをゆでた汁でうどんをゆでていた場合などにも、そばアレルギーを発症する可能性があるので要注意です。
仮に、そばもうどんも口にしなかったとしても、その湯気にまでそばのたんぱく質は含まれているので、器に顔を近づけただけでも皮膚が痒くなることもあるのです。
それから、そば枕にも注意が必要です。
和風旅館などに行くと、そば枕を使用していることも多いのですが、そばの殻にも原因となるたんぱく質がしっかりと残っています。
知らずにそば枕で寝てしまった場合など、喘息などの重い症状を引き起こす事もあります。
もし、そばアレルギーかなと思ったら、血液検査をしてみることをおススメします。
検査をしてみて、その結果「そば特異的IgE」が陽性だった場合にはそばアレルギーということになります。
その場合は、普段の生活のなかでそばを口にしないように日頃から注意することが大切です。
食品表示義務がそばにはありますので、食べる前には必ずそばが入っていないかもチェックするようにしましょう。
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