牛肉アレルギーの発症例は稀〜その症状と原因とは
牛肉アレルギーと言われてもなじみがないかと思いますが、牛肉をたべることで発症してしまいます。
ここでは、牛肉アレルギーの原因や症状について解説してみたいと思います。
発症例は非常に少なく稀
牛肉といえば、おいしい食材の代表的なものですね。
しかし、世の中にはこの牛肉を食べることで、アレルギーを発症してしまう人がいるのです。
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牛肉アレルギーを持つ人はとても稀で、発症しやすいと言われているアトピー性皮膚炎の子供の中でも誘発症状があらわれるケースはとても少ないといわれています。
牛肉を食べてはっきりとした誘発症状を起こすのは、、肉を加熱してもアレルゲンが低下しない成分に対する反応によるものと考えられています。
牛肉そのものを食べることはもちろんですが、加工品に牛肉が入っている場合にも発症する可能性があるということになります。
アトピー性皮膚炎のある人は注意
牛肉アレルギーがあらわれるのは、アトピー性皮膚炎がある人で、多種食物アレルギーの人に多く見られるようです。
症状としては、肌に湿疹があらわれ、それが徐々に悪化することがほとんどで、即時型反応を起こすケースはとても稀です。
即時型反応というのは、アレルゲンとなる食べものを口に入れた直後に起こる症状のことで、1時間後、遅くても4時間以内に見られる状態のことです。
即時型反応により、じんましんやむくみなどが出ることが多く、喘息や腹痛、下痢や嘔吐などの症状があらわれることもあります。
即時型反応で最も危険なのは、血圧が下がり意識が遠のくアナフィラキシーショックですが、牛肉がアレルゲンの場合にはそのような重篤な状態になることはほとんどないようです。
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牛肉アレルギーかどうかは血液検査で調べることが出来ます。
中には、大人になってから牛肉を食べるたびに腹痛などの症状がでるようになる人も多いようです。
疑わしいと思ったらまずは血液検査
焼き肉が大好きで、常日頃から牛肉ばかりを食べていた結果、許容量を超えてしまって牛肉がアレルゲンとなってしまうこともあるようです。
牛肉がアレルゲンとなるための許容範囲は個人差もあるので一概には言えませんが、もし牛肉を食べて気になる症状が続く場合には、一度血液検査をしてみると良いでしょう。
また牛肉そのものではなく、実は牛が食べているエサがアレルギーの原因となる可能性もあるようです。
個人差の点でいえば、年齢的なことで腎臓や膵臓などの機能低下したことが引き金となることもありますし、牛脂による消化不良なども考えられます。
牛肉が大好きな人にとってはとても残念なことですが、もし牛肉を食べて下痢や腹痛などが続くようであれば、ぜひ一度検査を受けてみるといいでしょう。
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