ハウスダストアレルギーの原因と症状

ハウスダストアレルギーは何が原因でどのような症状がでるのか

ハウスダストアレルギーは何が原因でどのような症状がでるのか

ハウスダストアレルギー 原因 症状

家の中には目には見えないダニやホコリなどのハウスダストがあります。

 

このハウスダストによって、くしゃみや鼻水などの症状が出ることがあります。これをハウスダストアレルギーと言います。

 

小さい子供が発症することの多いこのハウスダストアレルギーは、鼻炎や喘息、結膜炎などの原因にもなるので注意が必要です。

 

ダニや人やペットの体毛が要因に

ハウスダストアレルギー 原因 症状

 

日常生活をするうえでは、ハウスダストアレルギーの原因となるものが、身の回りはたくさんあります。

 

よく知られているのが、布団やじゅうたんなどに潜んでいるダニです。

 

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日本の住宅に潜んでいる約9割のダニはヒョウダニと言われるもので、家の中のホコリであったり人やペットの体毛をエサとして繁殖します。

 

人やペットの体毛などのハウスダストは、ダニのエサになるだけではなく、それ自体がアレルゲンとなるわけです。

 

また、室内の空気中のカビや細菌なども、ハウスダストアレルギーを引き起こすことがあります。

 

▲ハウスダストは室内でこんなに増えて浮遊する

 

もしお風呂場や台所などの湿度の高い場所にカビが生えていたら、大量の胞子が空気中に浮遊してハウスダストとなっている可能性が高いです。

 

マンションなどは特に気密性が高いので、必然的に湿度も高くなり、カビや細菌が繁殖しやすい環境となっているので注意が必要です。

 

さらに、ハウスダストだけではなく、室内に侵入する花粉によっても、発症することがありますので、合せて注意をするようにしましょう。

 

これらが原因となってあらわれる症状には、さまざまなものがあります。

 

ハウスダストアレルギー 原因 症状

 

一番顕著に症状があらわれるのがアレルギー性鼻炎で、突然、発作のようなくしゃみが連続して出てきたり、水のような鼻水が出てきたりします。

 

そしてアレルゲンが結膜に入ることによって、目の充血や痒みを起こすアレルギー性結膜炎などもあります。

 

さらには、顔や頭、耳などの皮膚に痒みや腫れを引き起こし、カサカサが出来てしまうアトピー性皮膚炎や、気管支喘息なども引き起こします。

 

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どのように対策を立てて予防すればいいのか

ハウスダストによる発症を未然に防いだり症状を改善するためには、日常生活の中でハウスダストを徹底的に除去することが大切です。

 

最も大切なのが、毎日のこまめな掃除や洗濯です。

 

ハウスダストアレルギー 原因 症状

可能であれば、出来るだけ毎日掃除をして、徹底的にハウスダストを排除すべきです。特に寝室は念入りに行うことで予防に役立ちます。

 

掃除機は排気循環式のものが効果的に掃除ができておススメです。

 

一般的な排気が後方から出るタイプですと、逆に塵やホコリなどのハウスダストをまき散らしてしまうことになります。

 

また、足拭きマットやシーツなどはこまめ洗濯するようにすることも大切です。

 

掃除や洗濯をこまめにすることも大切ですが、それと同時に、防ダニの工夫をすることも大切です。

 

ダニは高温多湿を好むので、除湿機や空気清浄機などを利用して温度や湿度を調整するようにしましょう。

 

室温は20〜25度くらいを目安にし、湿度は50%以下に保つように心がけましょう。

ハウスダストアレルギー 原因 症状

 

また防ダニグッズなどを利用するのもおススメです。

 

防ダニ加工の寝具を使用したり、布団乾燥機をかけたり、こまめに布団を天日に干すこともとても効果的です。

 

ただ、花粉の季節では、布団を干すことで逆に室内に花粉を持ち込むことになってしまうので、気をつけましょう。

 

この時期には、帰宅したらすぐに洋服に付いた花粉を落とすことと、うがいや手洗いをマメに行うようにしましょう。

 

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