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HTMLを書く時は、ソフトと手打ちのどちらがいいの?

2013.11.19

HTMLを書く時は、ソフトと手打ちのどちらがいいの? はコメントを受け付けていません

初心者に限らずWEB制作に携わる者の間では、Dreamweaverのようなオーサリングソフト(制作ソフト)を使うのとテキストエディタで手打ちをするのと、どちらがいいのかという話がよく出ます。

私の個人的な考えとしては、テキストエディタで手打ちの方がいいと考えています。

ソフトでも実際は手打ちがほとんど!

実際、自分1人で作る場合はエディタで手打ち、チームで制作する場合にはDreamweaverを使って作成・管理することが多くなっています。

ただし、Dreamweaverを使うと言っても、実際にはDreamweaverのデザインビューで実際の表示イメージを見ながら、編集自体はコードビューでHTMLを手打ちしている場合がほとんどです。

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Dreamweaverと手打ちのメリット・デメリット

オーサリングソフトを使う場合も手打ちで作る場合も、どちらの作り方でもメリットデメリットがあります。

Dreamweaverを例としてテキストエディタを使って手打ちする場合と比較してみます。

Dreamweaverを使う場合のメリットは、

1. HTML・cssを知らなくてもWEBサイトを作ることができる。
2. ブラウザを別に立ち上げなくても、実際の表示イメージを具体的に確認することが容易な場合が多い。
3. オーサリングソフトひとつでFTPまで一環して作業ができる。
4. チーム内で作業状況を共有できる。
5. テンプレート機能を使い、ページを量産することができる。
6. PhotoshopやFireworksなど、よく使うAdobeソフトとの連携に優れている。

などがあげられます。

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一方、オーサリングソフトDreamweaverを使う場合のデメリットは、

1. 吐き出されたソースコードに無駄な要素が入っている場合がある。
2. テンプレート機能を使ったページは、Dreamweaver以外で編集すると不具合が出る場合がある。
3. 古いバージョンを使うと、バージョン当時の文法でコードが作られたり、古いタグが入ってしまったりする。
4. 初期費用が高い。

といったことがあります。

テキストエディタを使って手打ちする場合のメリットは、

1. ソースコードに無駄が無く、見やすい。
2. 細やかな設定や修正が可能。
3. 初期費用が安価(フリーのものもたくさんあります)。

などです。

また、テキストエディタを使って手打ちする場合のデメリットは、

1. HTML・cssの知識が必要。
2. コードを打ち間違える場合がある。
3. FTP用のソフトが別に必要になる場合がある。

などです。
ただし、テキストエディタによっては、コード入力支援ツール付きのものも多く、その場合は2.のコードの打ち間違えは気にしなくてもよいかもしれません。

Dreamweaverの方が手打ちよりも時間がかかる?

一見すると、Dreamweaverの方が簡単で便利なように思えます。

しかし、Dreamweaverに丸投げ状態でHTMLを作っってしまうと、吐き出されたソースの無駄なコードや不適切なコードを修正をするために、手打ち以上の時間がかかってしまう場合もあります。

例えば、テキストのサイズと色を変更するのは、本来なら1つの<div>にまとめて設定が可能です。

しかしDreamweaverの設定がデフォルトのままだと、サイズで1つ、色で1つと複数の<div>に分かれて設定されてしまったりするため、とても見づらいソースが出来上がったりします。

それを直す手間を考えると、私ははじめから手打ちで作った方が簡単だと思います。

立ち上げる時間もテキストエディタの方が早いし。

仕事で必要とされる事が多いのでDreamweaverを持っていますが、個人的には、HTMLを書くのはテキストエディタで手打ちで十分できています。

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