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身体醜形障害と呼ばれる精神障害~スマホで自撮りをする人は要注意!

スマートフォンで自分の写真を撮る女性

スマホで自分の姿を撮影して、SNSなどに頻繁にのせる人がときどきいます。

そういう人の中には、「身体醜形障害」(しんたいしゅうけいしょうがい)という精神障害の可能性がある人もいるそうです。

自撮り好きな人の多くは、カメラ機能もよくなってスマホでもステキな写真が撮れるので、つい「見て見て!」と言いたくなるのでしょう。

メイクやファッションでタレントに似せた写真を撮ったり、変装して面白い写真を作ったりしてのせる人もいます。

自分の生活の充実しているところを自慢したいという人もいるでしょうし、容姿に自信があってほめられたいという人もいるでしょう。

健康な人がそうする分には問題はありませんが、そこに強迫観念が隠れているのであれば気をつけなければなりません。

通りを歩いているときなどに、商店のウィンドウや自動車の窓ガラスに写る自分の姿が気になって仕方がない、という人もその可能性があります。

身体醜形障害(BDD)は潜在的な人も含めて人口の1~2%いるとされ、日本人の190万人がそうだと推定されています。あなたは大丈夫ですか?

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身体醜形障害とは自分の容姿に尋常ではないコンプレックスをもつこと

顔にコンプレックスを持つ女性
身体醜形障害は英語では、「Body dysmorphic disorder」と呼ばれ、「BDD」と略されています。

自分自身の顔や体つきについての美貌に極端なこだわりをもっていて、非常に低い自己評価しかできない状態のことだそうです。

思春期になりやすく、やや女性の方が多いといわれています。

実際にはきれいな顔や良いスタイルをしているのに、ありもしない欠陥や小さな傷にこだわって、毎日何時間も気にして過ごしたりします。

周りからすると人並み以上なのに、本人はとても大きな苦痛を感じているそうです。

身体醜形障害の人の中には自分を「化け物のようだ」と感じる人もいて、中には外出できなくなって引きこもるなど日常生活に支障をきたす人もいます。

がっしりした体つきの人が必死に筋トレをしたりすることも!

顔や頭に関する悩みが一番多いですが、その他の部位の場合のこともあり、人によっては悩む場所がコロコロと変わることもあるそうです。

髪が薄くなったことや、にきび、目、鼻、口、胸、足、肌などの形や色、大きさなどが対象となる人もいますし、体全体のスタイルという人もいます。

たくましい体つきの男性が自分は貧弱だと思い込んで、筋肉をつけ体重を増やそうと必死になるケースもあり、これは「筋肉醜形恐怖」と呼ばれています。

スポーツジムに通いボディビルダーのように鍛えはじめたりすることもあるそうです。

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常にマスクをしている人、整形手術を受ける人も!

白雪姫の継母の王妃のように、ひんぱんに鏡を覗いたり、逆に一切鏡を見ようとしない人もいて、その両方を交互に繰り返す人もいます。

一日に何度も着替えたり、帽子をかぶって頭や顔を隠したり、常にマスクをしている人、整形手術を受ける人もいるそうです。

自意識が過剰で完ぺき主義な人がなりやすく、退学、退職、離婚をしたり、中には自殺にいたる人もいます。

3人に2人はSNSに自撮りをアップしている!?

BDDの人の中には、毎日10時間以上もかけて何百枚もの写真をiPhoneで撮りつづけている人もいるそうです。

憧れのタレントに似せようとさまざまな工夫をして撮影し、ネットにもアップします。

しかし、いくら人にほめられても「自分は醜い」と感じてしまいます。BDDの3人に2人は、ソーシャルメディアに自分の画像を繰りかえしアップしているそうです。

BDDの悩みは深刻です

多くの人が毎日何時間も悩みつづけ、皮膚科に通ったり、歯科や外科の治療を受け、悩みのある個所を修正しようと試み、結果として期待した効果が得られずまた悩みます。

治療を受ければうけるほど、思い込みが強まりかえって悪くなるケースも多いそうです。

筋肉醜形恐怖の人の場合には、テストステロンなどのステロイド薬を服用して筋肉をつける努力をしたりもします。

自撮りは自信のなさの象徴ともいわれています

自撮りのことを英語では「selfie」(セルフィー)というそうですが、若者がセルフィーに没頭するのは、自信のなさのあらわれであるという説もあります。

単なるナルシストではなく、他人から評価されていない、評価されたいというコンプレックスからの「救いを求める叫び」だというのです。

BDDになったら早期に治療を受けるべきです

多くのBDD患者が自分自身に戸惑いを感じ恥ずかしく思っているため、人に打ち明けられません。

長く放置すればそれだけ症状は悪くなるのに、何年も適切な治療を受けないで過ごしてしまうことも少なくないようです。そのために、回復にも時間がかかります。

自力で治すことは難しいので、自覚症状がある、あるいは周りが気がついたときには、早期に専門医にかかるべきです。

抗うつ薬による治療が効果があるといわれ、認知行動療法により症状の改善がはかられることもあるそうです。

もし周りに毎日ネットにセルフィーをアップしている人がいるなら、注意してみてあげた方がよいかも知れません。

by 水の

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