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お店に現れる信じられないお客様~懲りないクレーマーで人間不信に

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「お客様は神様です」という言葉があります。確かに、お金を払う立場であるお客さんを大切にしなければ、販売者は利益を失う可能性さえあるでしょう。

とはいえ、していいこと、悪いことがあると思います。

以前働いていたお店で、私はそうしたお客さんに遭遇しました。一時期、私が人間不信になった一つの原因でもあります。

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ピン札でお釣りをちょうだいというお客さん

「金は天下の回りもの」というように、お金はさまざまな人が手にする可能性があります。

特に千円は、払うことも多いですがお釣りで渡されることも多いお札でしょう。

財布の中を見てみると、折れ目がついていたり破れかかったりしているお札も少なくないはずです。

それでも、同じお金であることには変わりありません。

自動販売機には飲み込んでもらえないかもしれませんが、多くのお店では使うことができます。

以前、スーパーでレジのアルバイトをしていた時のことです。あるご婦人が私のレジへやってきました。

千円程度のお買いものをされ、一万円でお会計をされたその方は、お釣りを全て千円札で欲しいとおっしゃいます。

お釣りを全て千円札で欲しいというお客さんは、実は少なくありません。

特に年末、お年玉を用意するためなのか、こうした要求をされる方はよくいらっしゃいました。

お店からも問題ないといわれていましたので、私はご婦人の要求に応えました。

ところが、渡したお札に納得がいかなかったようです。彼女の口から出た言葉は、「ピン札が良いんだけど」でした。

ときどき、ピン札が欲しいというお客さんもいらっしゃるため、私はピン札をレジに出された際はなるべくレジの下の方に入れておくようにしています。

この日も何枚かストックしてありましたが、8枚以上のピン札はさすがにありませんでした。

「申し訳ありません、今あるピン札はお渡しした物ですべてです」と謝りましたが、ご婦人の怒りは収まらず、「どうして用意しておかないのか」と大きな声を出されました。

結局、店長が対応してくださり、お店中のレジを探してピン札をお渡しすることでお帰りいただいたのですが、私は思いました。「銀行か郵便局にいきましょうよ」と。

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怒りの矛先が違うのでは…

あるとき、私は雑貨やコスメを販売しているお店で働いていました。

美容室でしかなかなか手に入らないようなシャンプーなども取り扱っており、値段も少し安く販売していたのでヘアケア商品も良く売れました。

ある日、「以前そちらで商品を買ったんだけど」というお客さんの電話を受けた私。とても興奮した声で、「あんたのとこで買ったシャンプーで肌が荒れた」とおっしゃいます。

返品したいといわれ、これからお店に来ることになりました。

店長に相談すると、「いいよ、じゃあ返品に応じよう」ということになりましたが、お持ちになったシャンプーを見てびっくり。

半分以上使った形跡があります。しかも、美容室で勧められ、少し安かった私の勤め先店で買うことにしたらしい、ということも判明しました。

「髪にいいって聞いたのに」とお怒りのお客さんですが、「怒りの矛先が違うのではありませんか」と、納得のいかない思いに駆られたことを覚えています。

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ほとんど詐欺の値切り方

勤めていた雑貨店は、ブランドの口紅も扱っていました。利益はほとんど出ませんでしたが、少しだけ正規店より安かったので、ときどき売れた商品でした。

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ただ、テスターはなく、色もすべてがあるわけではありません。

そのため、いつも正規店で買っていた方のお気に入り色があれば売れる、という程度でした。

テスターがないということは、新規のお客さんにはなかなか売りづらいものです。

そのため、初めて購入される方への接客の時は、ご希望の色に近いものを箱から出して、色を見てもらい販売するというスタイルを取っていました。

ある日、初めてブランドの口紅を買おうとされている子供連れの女性が見えました。

あれこれ色を確認され悩まれていました。その時、お店には私一人しかおらず、別のお客さんに商品について尋ねられました。

少しの間お待ちいただくことになったのですが、その間に女性は欲しい口紅を決めたようです。

ところが、レジで商品を確認すると、先端がわずかに傷ついています。「これ、ちょっといやだわ。これしか商品ないのよね?じゃあ少し安くしてよ」と彼女は言います。

店長に確認すると、応じるようにとのこと。結局、仕入れ値とほとんど変わらない価格で販売することになりました。

その後も、彼女は何度もお店に現れました。決まって買うのはブランドの口紅ですが、なぜかいつもその女性が買う口紅は少し、傷がついていました。

そして決まって「少し安くして」とおっしゃいます。

ところが、私は見てしまったのです。スタッフの目を盗んで、傷をつけているところを…。

その後、ブランドの口紅の取り扱いをやめることになりました。「取扱いやめちゃったんですか」というその女性を見て私は思いました。「あなたのせいですよ」と。

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それは返品できないと思いますが…

私が洋品店に勤めていた際も、強烈なお客さんに出会いました。ジーパンをお買い求めになった女性は、すそ上げをされてお帰りになりました。

後日、彼女は購入されたデニムを持っていらっしゃいます。「砂利道で転んだら穴が開いたじゃない!なんて弱い素材なの!返品するわ!」スタッフは、全員口を開けて言葉を失いました。

後で聞いたところ、彼女はほかのお店でも同じようなことを繰り返していたようです。

10回着たら襟元が伸びたからTシャツを返品したい、ブーツを履いたら足にマメができたから返品したいと、勤めていた洋品店のあるショッピングモール内でも有名な方だったのだとか。

結局、返品には応じず、ショッピングモールからも出入り禁止を言い渡されたのだそうです。

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いくらお客様でも、相手がどう思うかを考えることは大事なのではないかと、接客していたときはよく思ったものです。時には私のように、人間不信に陥ることさえあるのですから…。

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