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日本と世界のお皿の歴史 ~縄文土器からマイセンまで~

モデル、皿

私たちの生活になくてはならない食器。

この記事では、日本と世界の食器の歴史を「4つの時代」に分けて紹介します。

1)原始時代
2)紀元前
3)中世~近世
4)現代

という流れです。

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原始時代

原始時代の食器は、もちろん「土器」です。
(それ以前に、バナナの皮や葉っぱもあったかも知れませんが…)

土器の登場は約2万年前。

中国江西省の洞窟遺跡で発見されています。

実際に料理に使われるようになったのは、約1万4000年前。

北海道の大正遺跡で出土した土器によって、明らかになりました。

紀元前

紀元前でも、中国を中心に発達していた陶磁器。

中国で最初の王朝である殷や、その次の周の時代には、すでに陶磁器が成立していました。
(これらは原始磁器、原始青磁などと呼ばれています)

殷と周の時代が終わり、戦国時代に入ると「カラー」も登場します。

まだ色は少なく、赤・白・黒程度ですが、これらで色付けがされた「加彩陶器」が登場します。

加彩陶器は有名な遺跡である兵馬俑にも、大量に並べられています。

その後、漢の時代には金属食器、漆器なども登場し、食器の歴史はさらに進んでいきました。

中世~近世

中世~近世になると、世界の交易が盛んになったことにより、各国のデザインのレベルがさらに上がっていきます。

現代でも知られている主要なメーカーの登場の歴史は、下の通り。

マイセン

マイセンはドイツの地名です。

当時珍しかった「白い磁器」を作ることに成功したアウグスト2世は、その技術の独占を計画。

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技術者をマイセンに集めて、外部の人間の出入りを一切禁止しました。

技術者(陶工)が外に出ることも、しゃべることも禁止しました。

一種の軟禁状態ですが、その陶工さんたちの人生があってこそ、今のマイセンがあるのですね。

ウェッジウッド

イギリスの陶磁器の歴史を開いたのは、ウェッジウッド。

創始者のジョシュア・ウェッジウッドは「英国陶磁器の父」とも呼ばれています。

当時のイギリスの土では白い食器を作ることができなかったのですが、彼は独自の技術でそれに成功。

その技術を持って、芸術家・実業家としてはもちろん、科学者としても活躍しました。

ロイヤルコペンハーゲン

ロイヤルコペンハーゲンはデンマークのメーカーですが、ロイヤルという名前通り、王室から保護されていました。
このメーカーの代名詞ともなっている植物模様は、当時の職人が、植物図鑑の挿絵を模写したものです。

現代の食器

現代では「キッチンで調理して、そのまま食卓に出せる」という食器が増えています。

「食器のまま加熱調理をして、直接食卓に出す」というものです。

電子レンジはもちろん、直火、オーブンなどあらゆる加熱料理に対応することができます。
(この対応幅はメーカーによって違います)

また、食卓に運んだ後「全員に取り分ける」という手間もカットできるよう、「最初から一人分」のサイズで作られているものもあります。

こうすれば「フライパン→大皿→各自の皿」という今までの流れが「フライパン」だけで終わるのです。
(フライパンがそのまま食器なので)

「味気ない」という意見もあるかも知れませんが、デザインがおしゃれということもあり、美を求める方にもむしろ歓迎されています。

もちろん時間短縮という機能面でもこの上なくありがたいので、主婦の方々からの支持は今後も増えていくでしょう。

食器に限らず、現代は何でも「選択肢」のある時代です。

昔ながらの高級食器を使うのもありですし、100円均一の安いけどかわいい食器を使うのもありです。

あるいは、自然保護系のNGOが作った食器を利用するのもいいでしょう。

今後さらに進化していく食器の歴史の中で「自分にとって一番の食器」を見つけたいものですね。

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