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バイナリーオプションをやってはいけない理由~儲かるのは業者だけ?

Exchange balance

ここ数年話題になっているバイナリーオプション。

「簡単なので素人でもできる」という売り文句ですが、まったくおすすめはできません。その理由を説明します。

バイナリーオプションのルール

ルールは「10分後に、チャートが今より上がるか下がるか」を予想するものです。

「10分」という時間はあくまで例で、数時間や1日などのこともあります。

とにかくその時間が経過した後「今より相場が上か下か」を予想するのです。

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つまり「完全な二択」です。選択肢は「上がるか下がるか」しかありません。なので勝率は50%と言われています。

(実際には50%もありませんが、これは後で説明します)

■利益はどう決まる?

たとえば10分後に「今よりも円高になる」方に賭けて、当たったとしましょう。そして、その時に「1万円」賭けていたとします。

そうすると、当たった後その1万円が返ってきて、プラス1万円もらえます。つまり「資金が2倍になる」ということです。

たとえばこれを100万でやったとしたら、わずか10分後に100万が200万になっている、という可能性もあるのです。1000万などでも同じです。

このように、やり方はシンプルなのに、わずかな時間でも大きな利益を狙えるというのがバイナリーオプションの特徴です。

■損失はどう決まる?

損失は、そのお金を取られるだけです。それ以上は何も取られません。つまり、1万円賭けて外れたら、1万円なくして終わりです。

FXでレバレッジをかけた時のように「無制限に借金が膨らむ」ということはないので安心です。

*FXのレバレッジ…持っていないお金を「持っている」ことにして取引する方法。

たとえば100万しかないのに2000万を持っていることにして取引をすると、あたった場合莫大に稼げるが、外れた場合、途方も無い借金を背負うことになる。

バイナリーオプションの勝率は50%じゃない

バイナリーオプションは完全な二択なので「勝率は50%」と言われています。しかし、現実には50%もありません。

理由は「上がり(下がり)過ぎたら全員負け」というルールがあるからです。

つまり「上がる」という予想をして、その通りに当たったとしても「上がりすぎた」場合は外れとなるのです。

そのレンジ(範囲)が、たとえば「50円の上昇」だったとして、それを超えて70円アップしてしまったら、それは「外れ」なんです。

「下がる」を当てた場合も同じです。レンジよりも大きく下がってしまた場合、それで外れです。

これらの外れを「レンジアウト」と呼びますが、バイナリーオプションは大体8%がレンジアウトになります。

この8%を引いた後で二者択一の確率となるので、当たる確率は50%ではなく46%なのです。

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バイナリーオプションはなぜ手数料がないのか?

バイナリーオプションはFXやデイトレードなどと違い、手数料を取りません。

それも人気となっている理由ですが、企業がやっている以上、どこかで利益は必ず出さなくてはいけません。

バイナリーオプションをやっている会社は、一体どこで利益を出しているのでしょうか。

■レンジアウト

まず一つは、上にも書いた「レンジアウト」です。

これになった取引については、「上がる側」「下がる側」のどちらからもお金を取れるのです。それが年間のすべての取引の8%あるというわけですね。

ということは、その会社の年間売上が10億だった場合、8000万がその会社の利益となるということです。

バイナリーオプションは一度システムさえ作ってしまえば、後のランニングコストはたかが知れていますから、こうしたレンジアウトの利益が毎日入ってくるというのは、業者にとってとてもありがたいことなのです。

■ペイアウト倍率を下げる

ペイアウト倍率というのは、「勝ったお客さんに払う割合」です。上の説明では「1万賭けて勝ったら、1万もらえる」と書きました。

つまり、合計で2万円で、この倍率は「100%」です(全部払ったので)。

ペイアウト倍率を下げた場合、たとえば「80%」だと、1万賭けて勝ったら8000円をお客さんに渡すことになります。つまり合計で1万8千円です。

2000円違うことがわかりますね。この2000円が業者の利益となります。

「何で?勝った人に払うお金はどこから来たの?」と思われるかも知れません。これは「負けた人のお金」です。

「1万賭けて勝った人がいる」裏には「1万で負けた人がいる」わけです。

ということは、その「負けた人」からもらった1万で、そこから8000円だけを出して、勝った人に渡せばいいんですね。

・勝った人…+8000円
・業者…+2000円
・負けた人…-10000円

というわけです。ペイアウト倍率を下げただけで、ちゃっかり業者が儲かることがわかりますね。

■賭ける人数が偏ったらどうする?

上のようなやり方なら業者はノーリスクで稼ぐことができますが、「全員上がる方に賭けた」という状況では、これは成立しません。

全員でなくても、賭ける人数がどちらかに偏ると、業者のリスクは大きくなります。

(もちろん、その大人数が一気に外してくれたら、大量の利益が出るのですが)

このような偏りを防ぐため、多くの業者は賭けが偏り始めたら、片方の販売数を抑えるようにします。こうして強引にバランスを取ってしまえばいいのです。


このように、バイナリーオプションは利用者よりも業者が儲かるようにできています。

「上がるか下がるか」だけのゲームのような予想なので、研究によって実力をつけるということもしにくいです。

(上がるはずの相場でも、一時的に下がるということはよくあるので)

バイナリーオプションは結局、パチンコやカジノとほとんど変わらないのです。

「何も勉強せずに稼ぎたい」という人のための投資であり、おすすめはできません。

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