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水は1日2リットル飲みなさいとよく言われますが、ちょっと待った!

ミネラルウォーターを飲む女の子

私たちの体の3分の2を占めるといわれる水は、血液の循環を良くし、代謝を上げるために大切なものです。

また「モデルは1日2リットルの水を飲んでいる」といわれることから、美容のために水を飲む女性も増えました。

しかし冷えやすい体質の人、もともとの代謝が悪い人、胃や腎臓の機能が低下している人は、1日2リットルの水は飲み過ぎになる可能性があります。

そのような人は、まず「水を飲める体」に変えることから始めましょう。

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水の効用~サラサラ血液、便秘解消に効果的!

水は、確かに私たちの体に欠かせないものです。

特に現代の日本人は、砂糖のたっぷり入った清涼飲料水をたくさん飲むようになってしまったため、気づけば普通の水をまったく飲んでいないという人も多いと思います。

水をきちんと飲むことで、まず血液の流れが良くなります。

その結果、血栓ができにくくなって脳梗塞や心筋梗塞のリスクを減らすことができますし、余分な老廃物も排出されやすくなるのです。

血液の流れが良くなるということは、代謝アップにもつながりますのでダイエットにも効果的です。

また「水を飲むと冷える」というイメージがありますが、常温の水を飲んでいる限り、むしろ代謝が上がって体温も上昇しやすくなります。

さらに便通を良くして腸をきれいにするためにも、食物繊維と合わせて水は必須です。

正しい水の飲み方~常温の水を、こまめに補給!

水を注ぐ
「1日2リットルの水」がいいといわれるのは、1日のうち汗や尿として体外へ出て行く水分量が、およそそれくらいだからです。

ですから1日トータルで考えて、失われた分と同じくらいの水を摂取するのが理想的といえます。

水は食べ物にも含まれていますので、飲料水の目安としては1日1,200~1,500ミリリットルくらいでちょうどいいかもしれません。

もちろん夏場や運動した日などは、もっと多めにとりましょう。

飲み方としては、内臓を冷やさないよう常温で、なるべくこまめに分けて飲みます。

一気にがぶがぶ飲める人はいいのですが、そうでない場合は少しずつ何回にも分けて飲むことが大切です。

水はできるだけ水道水を避け、天然のミネラルウォーターにします。

また日本人には体質的に軟水のほうが向いており、海外産の硬水を飲み過ぎると人によってはお腹を壊してしまうこともあります。

ただし運動をしてたっぷり汗をかいた後などは、ミネラル豊富な硬水で水分補給をするのもいいでしょう。

水を飲んでむくんでしまう人は、まず代謝を上げよう!

足のむくみを気にする女性
このように水は毎日飲みたいものですが、モデルさんの真似をしていきなり1日2リットル近く水を飲んでしまった結果、常に胃がチャプチャプしてしまう人も多いようです。

またカロリーゼロのはずなのに、まさかの「水太り」をしてしまったと嘆く女性も…。

しかし水で太るということは、厳密にはありません。

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代謝が悪いために飲んだ水分を細胞内にうまく行き渡らせることができず、細胞と細胞の間に溜まってしまうことでむくんでしまうのが原因です。

体温が35度台と低い、なかなか汗をかかないなど基本的に代謝が悪い人は、いきなり大量の水を飲むことは控えましょう。

また宿便が溜まっている人、胃や腎臓が弱い人なども「水はけ」が悪いタイプです。

特に病気でなければ、まずは少し代謝を上げる工夫をしながら、水を飲める体に変えていく必要があります。

1.適度な筋肉をつける

水でむくみやすいのは、おもに下半身です。特に1日も後半にさしかかると、重力によって水は脚のほうに溜まりやすくなります。

しかし下半身の筋肉をきたえておくと、筋肉の収縮によって血液やリンパの流れが良くなるため、むくみにくくなるのです。

また筋肉は維持するだけでもエネルギーを消費しますから、基礎代謝のアップにもつながります。

特に運動不足の人は、スクワットやウォーキングなど、下半身をきたえる習慣をつけましょう。

2.体を温める

夏もシャワーで済まさず湯船につかる、冬は特に冷え防止対策をとるなど、体を温めて体温を上げることも大切です。

体温が低い人はそれだけで水や血のめぐりが悪くなりますので、その状態で水を飲んでもうまく循環しません。

生姜や唐辛子など、体を温める食材を取り入れるのもおすすめです。

3.リンパマッサージをする

むくみは、リンパのとどこおりが主な原因です。

特に長時間のデスクワークや立ち仕事をしている人は、脚にリンパ液が溜まりやすいため、入浴後などにリンパを流すマッサージをしましょう。

心臓に遠い足先から始め、力を入れずさするような感じでマッサージをするだけでも、リンパは流れるようになります。

また運動によってもリンパの流れが促進されますので、やはり適度な運動は必要です。

4.水の調節をしてくれる漢方薬を使ってみる

「血」「水」「気」の3つをコントロールするのが漢方ですので、体の水はけを良くするための薬もあります。

排尿回数が少なく、むくみやすい人には「五苓散(ごれいさん)」、体内の水分量が多く肥満しやすい人には「防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)」など、その人の体質に合った漢方がありますので専門の薬局などで相談してみましょう。

こうして体質を改善することで、今よりも多くの水をすんなりと飲めるようになるはずです。

By 叶恵美

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