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便秘を甘く見ると大変なことになります~21歳女性が便秘で死亡!

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便秘とは、3日以上排便がない、あるいは毎日便通があってもスッキリしない状態をいいます。

お腹が張ったりガスがたまったりしやすいのも便秘症状のひとつです。

日本人の3人に1人は悩まされているという調査結果があります。その男女比が1対9と、圧倒的に女性に多いことを考慮すると、女性の2人に1人が便秘であるといえるでしょう。

あまりにも日常的であるために、「出ないなら薬で出せばいいや」と軽く考えがちですが、便秘はれっきとした病気です。

老廃物を体内に貯留しているわけですから、放置しておけば必ず身体によくない影響が出てきます。ほかの病気を引き起こしたり、最悪の場合は死にいたることもあるのです。

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食べ物が便になるまでは最長でも3日くらい

口から入った食べ物は、胃液と胃の蠕動(ぜんどう)運動によってドロドロに消化され、十二指腸、空腸、回腸からなる小腸で栄養分が吸収されます。

その後、盲腸、結腸(上行・横行・下行・S字)を通過するあいだに水分が吸収されて便の形成がなされて直腸に送られます。

直腸にあるていど便がたまると直腸壁が重みで伸び、その刺激によって脳から排便をうながす命令が出るのです。

こうして食物が便となって肛門から排出されるまでにおよそ24時間から72時間かかるとされています。

便秘の定義として3日以上便通がないことがあげられるのはこのためです。

また、この一連の働きのどこかが阻害されると便秘、あるいは下痢になるのですが、女性に便秘が多いのはなぜでしょうか。

女性が便秘になりやすいのはなぜ?

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第一に、女性は男性に比べて筋力が弱いことがあげられます。腹筋や横隔膜といった、便を押し出す力が足りないために便秘になりやすいのです。

次に、女性ホルモンの働きがあります。プロゲステロンは排卵にそなえて、腸管内の水分を貯めこもうとします。

生理前に体がむくむのもそのせいですが、結果的に便を硬くしたり、腸の動きを阻害するために便を通過しにくくする作用があります。

また、「女性は男性よりも腸が長い」という説を聞いたことはありませんか?これは正しくもあり、誤りでもあります。

腸自体は伸縮性があるため、正確にどちらが長いとははっきりいえません。しかし、女性は妊娠・出産のために骨盤内が男性より広くなっています。

このため、骨盤内に腸が落ち込んで便が滞留しやすいのです。大腸は便から水分を吸収します。

長く大腸にとどまれば、それだけ便は硬くなります。筋力が足りないうえに、腸の固定力が弱いわけですから、どうしても女性の方が便秘になりやすいのです。

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便秘が引き起こすさまざまな症状

便秘の症状といえばやはり腹痛や腹部膨満感でしょう。便がつまって悪玉菌が増殖するため腐敗し、ガスが発生することで起こります。

それだけでなく、この出口を失った有害物質を含むガスが血液中に溶けだすと、血行を悪くしたり自律神経を乱したりする原因となります。

つまり肌荒れやニキビ、頭痛や肩こりを引き起こすのです。もちろんおならや口臭といった臭いも気になりますね。

便秘が引き起こす重大疾患

便秘による腸内環境の悪化が招く重大疾患もあります。

そのひとつ、大腸がん(結腸がん・直腸がん)は、比較的進行が遅く、転移も少ないので早期発見すれば完治が望める病気です。

大腸がんになると、人工肛門をつけたり腸の大規模な切除をしたりすることもあり、決して治療はかんたんではありません。

また、硬い便によって肛門に傷がついたり、排出の際にいきみすぎて起こる痔は、10年以上患うとがん化するという説もあります。

これらは便秘が原因とされる疾患ですが、便秘そのものによって亡くなった人がいるということをご存知でしょうか。

便がたまりすぎて亡くなった女性

1998年、21歳の女性が自宅で亡くなっているところを発見されました。

女性の体格は158センチ47キロと、いたって普通でしたが、異様なのはその腹部でした。まるで臨月の妊婦のように膨れ上がっていたということです。

解剖の結果、彼女のお腹にはなんと6.7キロもの便がたまっており、それによって腸閉鎖を起こしていたことがわかりました。

腸閉鎖とは腸壁の炎症により腸管同士がくっついてしまう(癒着)状態です。つまり、便の移動がまったく行われなくなっていたということです。

腹部の膨満は、便の滞留によって大量に発生したガスによるものでした。

この結果、腹痛や嘔吐などのショック症状を起こしたことが直接の死因とされましたが、なぜ病院に行かなかったのでしょうか。

日頃から彼女は便秘薬を常用していたということですが、やはり「たかが便秘」と軽く見ていたのかもしれません。

便秘薬の使いすぎはよくない?

便が出ないからと便秘薬を飲んで出すことを繰り返していると、同じ量では効きにくくなってくるというのは事実です。

腸そのものが弾力を失い、伸びきったゴムのようになって蠕動運動がまったくできなくなってしまうこともあります。

つまり、自力で便が排出できなくなるということです。一度こうなってしまった腸は、腸閉塞などの症状が起こりやすくなります。

たかが便秘、されど便秘です。「いつものことだから」と放置せず、食物繊維や水分を積極的に摂って、便秘は早めに解消しましょう。

バランスのとれた食事、適度な運動など、健康によいといわれることはそのまま腸内環境の整備につながります。

とくに女性は、美容の面からも注意することをお勧めします。

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