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経費で買った高級車を私用に使っても実は大して得はしない?

社長が「自社の経費で高級車を買う」「それを私用にも使う」というのは、お得なようであまり得ではありません。

倫理的にもNGなのですが、実利を考えた上でもさほどの得ではないといえます。その理由を説明します。

社用車を私用に使う人間が、本当に好かれるわけがない

人が高級車に乗る理由は、誰かに褒められたいからということがほとんどです。

異性からかも知れませんし、同性からかも知れませんが、とにかく人に認められたいというのが一番大きな理由でしょう。

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単純な車マニアで、自己満足のために高級車に乗りたいという人もいるかも知れませんが、それは少数派です。

ほとんどの人の目的は「モテること(認められること)」なのです。

しかし、たとえばデートでその車に乗っていって「この車、高かったでしょ」と聞かれたとします。

で、「まあ、1000万くらいかな」などと答えるのはいいとします。

この時点では他の情報をいろいろ話さない限りは、社用車を転用しているとはばれないでしょう。

でも、付き合いが長くなって徐々に年収がわかるようになると「この人の年収でこの車を自腹で買えるわけがないから、社用車だ」ということがわかってしまいます。

もちろん、社用車であっても自社のお金から出しているわけですし、稼ぐ力があることには変わりないのですが、それでも「性根がせこい」と思われるのは確かです。

この時点で、本当にレベルの高い人からは距離を置かれてしまいます。

本当にレベルが高い人と付き合いたかったら、何よりもまず、自分がレベルの高い人間になる必要があるんですね。

レベルというのは、年収やステータスのことではなく、志のことです。

会社の経費で公私混同をしないようなしっかりした人は、プライベートでもそうした人が周りに集まってきますし、事業でも集まってきます(いつかは)。

なので、最終的には仕事もうまくいき、そういう人の方が大きな利益を手にするのです。

なので、公私混同は得をしているようで、実は「本当の得」は取れないのです。

時間はかかるかも知れませんが、世の中は「正直者が最後に勝つ」ようにできているのです。

しかし、車に関する節税は知っておくべき

上のように書くと節税を否定しているように思われるかも知れませんが、そうではありません。

Googleが法人税を2%ちょっとしか払っていない、スターバックスが15年間で一度しか納税をしていないなど、これらのトップ企業の節税手法のすごさはよく知られています。

経営者である以上、節税は主要業務の一つと考えて、徹底的に取り組む必要があるのです。

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ここで大事なのは「筋の通った節税である」ということです。

たとえば社用車の公私混同などは、調べれば確実に足がついてしまうことなので、筋が通っていないのです。

Googleなどがしている節税も、心情的には筋が通っていないかも知れませんが、どの国の税法に照らし合わせても完全に合法で、どこにも隙がないので許されているのです。

なので、ここで筆者が言いたいことは「社用車で節税をするな」ということではなく「レベルの高い節税をしよう」ということです。

社用車を私用で使うというのは、経営者になったら子供でも思いつきそうな単純な方法で、それはあまり美しくないということです(悪事というほどでもないですが)。

節税をするなら、Googleやスターバックス、アップルなどのように、税金の専門家からも賞賛されるような完璧な方法で行うべきでしょう。

究極の節税は「仕事を趣味にする」こと

結局のところ、会社の経費を私用に使うというのは、自動車に限らず何でも難しいのです。

できることはできますが、それなりの労力が必要になりますし、それだけの労力をかけるのであれば、筋の通った仕事に専念した方がずっと楽しいでしょう。
(その方が社会に貢献できる人間、会社になるので、結果的に大金をつかむ可能性も高くなります)

「じゃあ、経費で豊かな生活をするのは諦めるしかないのか」と思われるかも知れませんが、唯一それができる方法があります。

それが「仕事を趣味にする」ことです。

当然ですが、仕事上必要な出費であれば、それはどんな商品やサービスでも確実に経費になります。

たとえばラブホテルの経営者の方がよそのラブホテルを「研究のため」に利用するのも経費ですし、風俗店を経営している方が、よその風俗店で遊ぶのも、よほど度が過ぎていない限りは経費として認められます。

あえて少し下品な例を出したのは「どんなものでも仕事上必要なら認められる」ということを示すためです。

つまり、どんどんお金をつぎ込みたい好きなものがあるなら「それを仕事にする方法」を考えるのが一番いいということです。

ただ、世の中はそんなに甘くないので、人がしたがる仕事は大抵お金になりません。

なので、「今お金になる仕事を好きになる」という、逆方向から行った方がいいのです。

向上心のない人などいないので、どんな仕事でもレベルが上がると楽しくなるものです。

楽しさは後からついてくるのです。

そうして仕事が楽しくなり、そのジャンルで経営者になると、その仕事で必要なアイテムにどんどんお金をつぎ込んで、それに税金を払わなくていいという状態になります。

「仕事が好き」ということは、税金対策を考えた上でも、とてもいいことなのです。

「社長になって、経費で高級車を買って…」という「夢」を抱いている方は、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

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