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「冬季うつ病」の独特な症状例と環境によるうつ病の発症の問題

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ある一定の季節になると、症状が現れるうつ病があります。これを「季節性感情障害」、「季節型のうつ病」などといいます。

そのほとんどは、秋から冬にかけて症状の現れる「冬季うつ病」です。冬季うつ病は、春になると自然に症状が改善に向かいます。

季節性感情害を引き起こす原因が何であるのかは、いまだ解明されていません。ただ、冬季うつ病は、北国に行くほど患者数が増加していることから、日照時間の影響があるのではないかと考えられています。

日光を浴びる時間の長さが短いということが、生体リズムの乱れにつながると考えられるのです。冬季うつ病の患者が、南の方角に引っ越した結果、症状が表れなくなったという報告も出ています。

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やたら眠くなる~特有の症状

冬季うつ病には、うつ病とは異なる症状があります。

うつ病の場合、一般に睡眠時間が短くなったり、食欲低下が起こったりしますが、冬季うつ病の場合、意欲や活動性の低下と同時に、やたらと眠くなり、睡眠時間が延び、食欲も旺盛になるといった傾向があります。

特に、炭水化物や甘いものを欲するのが特徴です。その結果、体重も増加します。

春になって、元気が出てくると、睡眠時間や食欲は正常化してきますが、夏には、軽い躁状態となり、疲れ知らずの如く活動する人も少なくありません。

治療は、抗うつ薬の服用と、照度の高い光を浴びるといった光療法によるのが有効であるといえます。

環境によっては発症のリスクが高い

うつ病の発症には、その当人の置かれている環境が大きく影響します。日常的に負担のある状態や大きな環境の変化があってうまく順応できない場合などに、うつ病を発症するリスクが高くなるといえるでしょう。

環境を家庭と職場に分類して考えてみましょう。家庭では、夫婦関係や親子関係、嫁姑関係などにおける変化、職場では、職場の人間関係や職務内容やその量、重責感など、誰しも、日常的なストレスを抱えて生きています。

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しかし、その環境が、本人の性格や体質に適合しない場合、ストレスが益々増大していくように感じられ、うつ病となる可能性が高くなります。

たとえば、楽天家で些細なことが気にならない性格の妻にとっては、家事や育児に対して神経質な夫は、強いストレスとなりますが、きめ細やかな妻にとっては、頼りになる「気の利く夫」であるかもしれません。

環境を変える手立てとして…..

「環境など、すぐに変えられるものではない」と思う人は少なくありませんが、全く手立てがないかというと、そうでもありません。

夫との関係がうまくいかず、ストレスになっている場合、まず、自分の想いを相手に伝えてみたり、相手の意見を聞いて話し合いをするのも第一歩でしょう。

それが難しい場合は、短期間にわたって別居するなど、少し離れてみるという選択肢もあります。

近所づきあいの問題で発症しないためには

近ごろでは、「ご近所とのお付き合いが苦手」といった人も増加してきています。

「仲間に入れてもらえない」、「近ごろ、態度がよそよそしい」といった専業主婦からの悩み相談が多く、地域のコミュニティからの孤立感が際立っているようです。

そういった場合には、「無理にお付き合いをしようとせずに、一定の距離をとって、あいさつ程度でよいのでは」とアドバイスすることにしています。

うつ病になりやすい人ほど、「ご近所との付き合いもできない自分はダメな人間だ」と思いがちですが、そんなことはないのです。

べったりしない方が、人間関係においても、わずらわされず、細く長く、友好的なご近所づきあいができるといった考え方もあります。

精神科クリニックなどで、専門家の認知行動治療を受診するなどすれば、そういった発想の転換のコツを体得することが出来るでしょう。

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